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弘前大学出版会 地方・小出版流通センター 大谷伸治 小瑶史朗 篠塚明彦
点
海峡で結ばれた津軽・下北・道南の歴史の実像に迫る。海峡地域で育む歴史の見方・考え方。海峡を往来した人・モノ・文化を通して地域・日本・世界の歴史を見つめ直す。
第1部 海峡地域の成立(世界遺産になった「津軽海峡文化圏」の縄文世界;水田稲作を途中でやめた/採用しなかった人々―東北北部の「弥生文化」と続縄文文化;大陸の文化と本州の文化の出会い―オホーツク文化と擦文文化;「アイヌ文化」の成立―エミシ・エゾ・アイヌ史)第2部 海峡地域の変容・動揺(海を渡った壼―北方世界と平泉政権―;和人の進出とアイヌ社会の変容;アイヌ民族と和人の衝突―コシャマインの戦い;モノから読み解く社会hwの和人文化の浸透)第3部 海峡地域の分断・交流(松前藩の成立と北奥地域―海峡地域の分断と交流―;弘前藩と盛岡藩による本州アイヌ支配の展開―「〓」支配と「内国化」「同化」;「内憂」と「外患」の海峡;箱館開港から箱館戦争へ)第4部 海峡地域の再編と新展開(青森県の成立と北海道開拓;西洋文化の受容―弘前と函館の女子教育にみる文明開化;帝国の缶詰―北洋漁業の拠点となった津軽海峡;向かい合う「幻の鉄道」―戦時下の物資輸送;敗戦後の津軽海峡は何を繋いだか?)
2021年に世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の存在は、津軽海峡をはさむ津軽・下北・道南の各地域に共通の文化圏が形成されていたことを示しています。これらの地域は、「しょっぱい川」とも呼ばれた海峡を介して深く関わりあいながら歴史を刻んできました。本書では、津軽・下北・道南を「海峡地域」として一体的にとらえ、その歴史的な歩みを地域間の相互関係に着目しながら描き出すことを試みました。前著『教科書と一緒に読む 津軽の歴史』と同様に、先史・古代から近現代まで、学校で使用されている歴史教科書との対応を意識して題材を選びました。学校現場で歴史を教えている先生方をはじめ、この地域の歴史に関心を持つ多くの方々に手に取っていただきたいとの思いを込めて作った一冊です。 <編集者イチオシ!> 好評を博した『教科書と一緒に読む 津軽の歴史』(2019年刊行)の第2弾です。前著に引き続き教科書との対応関係を重視しながら、今回は新たに「津軽海峡地域の歴史」に焦点を当てました。中央政権を中心に展開される従来の教科書では、津軽海峡地域は「辺境」ととらえられがちです。しかし実際には、海峡は「しょっぱい川」であり、縄文時代からすでに人々の往来や文化の交流がありました。本書では、そのことが数多くの興味深いエピソードとともに明らかにされていきます。一方では、海峡の歴史を語る上で、アイヌ民族の存在は欠かせません。海峡を通したアイヌ史に大きな比重が割かれているのも本書の読みどころでしょう。このような広大なテーマに迫るために、本書は青森および北海道の総勢14名が協働で執筆に当たりました。それは、自治体ごとの縦割りになりがちな地域の歴史教育をつなぐ試みでもあります。歴史教育に携わる教員の方々はじめ、青森や北海道に留まらず、地域さらには日本の歴史に興味のある全ての方々に本書をおすすめします。◆書き下ろしコラム6本を収録!
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[BOOKデータベースより]
海峡で結ばれた津軽・下北・道南の歴史の実像に迫る。海峡地域で育む歴史の見方・考え方。海峡を往来した人・モノ・文化を通して地域・日本・世界の歴史を見つめ直す。
第1部 海峡地域の成立(世界遺産になった「津軽海峡文化圏」の縄文世界;水田稲作を途中でやめた/採用しなかった人々―東北北部の「弥生文化」と続縄文文化;大陸の文化と本州の文化の出会い―オホーツク文化と擦文文化;「アイヌ文化」の成立―エミシ・エゾ・アイヌ史)
[日販商品データベースより]第2部 海峡地域の変容・動揺(海を渡った壼―北方世界と平泉政権―;和人の進出とアイヌ社会の変容;アイヌ民族と和人の衝突―コシャマインの戦い;モノから読み解く社会hwの和人文化の浸透)
第3部 海峡地域の分断・交流(松前藩の成立と北奥地域―海峡地域の分断と交流―;弘前藩と盛岡藩による本州アイヌ支配の展開―「〓」支配と「内国化」「同化」;「内憂」と「外患」の海峡;箱館開港から箱館戦争へ)
第4部 海峡地域の再編と新展開(青森県の成立と北海道開拓;西洋文化の受容―弘前と函館の女子教育にみる文明開化;帝国の缶詰―北洋漁業の拠点となった津軽海峡;向かい合う「幻の鉄道」―戦時下の物資輸送;敗戦後の津軽海峡は何を繋いだか?)
2021年に世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の存在は、津軽海峡をはさむ津軽・下北・道南の各地域に共通の文化圏が形成されていたことを示しています。これらの地域は、「しょっぱい川」とも呼ばれた海峡を介して深く関わりあいながら歴史を刻んできました。
本書では、津軽・下北・道南を「海峡地域」として一体的にとらえ、その歴史的な歩みを地域間の相互関係に着目しながら描き出すことを試みました。前著『教科書と一緒に読む 津軽の歴史』と同様に、先史・古代から近現代まで、学校で使用されている歴史教科書との対応を意識して題材を選びました。学校現場で歴史を教えている先生方をはじめ、この地域の歴史に関心を持つ多くの方々に手に取っていただきたいとの思いを込めて作った一冊です。
<編集者イチオシ!>
好評を博した『教科書と一緒に読む 津軽の歴史』(2019年刊行)の第2弾です。前著に引き続き教科書との対応関係を重視しながら、今回は新たに「津軽海峡地域の歴史」に焦点を当てました。
中央政権を中心に展開される従来の教科書では、津軽海峡地域は「辺境」ととらえられがちです。しかし実際には、海峡は「しょっぱい川」であり、縄文時代からすでに人々の往来や文化の交流がありました。本書では、そのことが数多くの興味深いエピソードとともに明らかにされていきます。一方では、海峡の歴史を語る上で、アイヌ民族の存在は欠かせません。海峡を通したアイヌ史に大きな比重が割かれているのも本書の読みどころでしょう。
このような広大なテーマに迫るために、本書は青森および北海道の総勢14名が協働で執筆に当たりました。それは、自治体ごとの縦割りになりがちな地域の歴史教育をつなぐ試みでもあります。歴史教育に携わる教員の方々はじめ、青森や北海道に留まらず、地域さらには日本の歴史に興味のある全ての方々に本書をおすすめします。
◆書き下ろしコラム6本を収録!