[BOOKデータベースより]
近代日本の経済、産業発展に不可欠な鉄道の導入と普及に努めた渋沢栄一。反対していた鉄道国有化について、なぜ容認を経て再び反対へと主張を変えたのか。五代友厚との関わり、東北振興への挑戦や朝鮮半島での鉄道敷設、田園都市構想にみる社会活動など、関わった鉄道政策や事業における行動や発言から、渋沢がめざした鉄道構想に迫る注目の書。
第1章 西洋での鉄道体験から鉄道会社起業へ
第2章 鉄道からみた「東の渋沢、西の五代」―五代友厚と渋沢栄一の関わり―
第3章 鉄道網の広がりと商工業の発達
第4章 東北振興と横断鉄道計画―陸羽電気鉄道と大船渡開港鉄道鉄業の設立計画―
第5章 渋沢栄一の鉄道構想と鉄道国有化
第6章 朝鮮半島での鉄道敷設
第7章 渋沢栄一の社会活動と田園都市会社
近代日本の経済、産業発展に不可欠な鉄道の導入と普及に努めた渋沢栄一。反対していた鉄道国有化について、なぜ容認を経て再び反対へと主張を変えたのか。五代友厚との関わり、東北振興への挑戦や朝鮮半島での鉄道敷設、田園都市構想にみる社会活動など、関わった鉄道政策や事業における行動や発言から、渋沢がめざした鉄道構想に迫る注目の書。