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[BOOKデータベースより]
…デカルトがただ単に、冬の自分の「炉部屋」に閉じ籠ってこの上なく困難な形而上学的な省察に没頭したり、数学や物理の問題を解こうとしたりする思想家でないことを発見して驚くであろう。…「哲学することなしに各人が常に自己の内で経験する」具体的な生を誤解してはならない。…道徳は、なによりもまずわれわれが生きていかなければならないこの世界にわれわれを差し向ける。
序(デカルト道徳論の主要テキスト、それらが未完成なこと;テキストの一貫性の問題、テキストのつながり ほか)
第一章 若きデカルトの渇望と「暫定的」道徳(デカルトが目指した「知恵」の統一、一六一九年一一月の夢、詩と哲学、良識の涵養;デカルトの歩みにおける「暫定的道徳」の位置、第一の格率 ほか)
第二章 道徳と形而上学(体系における、また道徳の基底における形而上学の働き;『方法序説』の第三の格率を基礎づける神の全能、それへのわれわれの依存とわれわれの自由 ほか)
第三章 心身の結合と情念の制御(医学、機械学および道徳、『方法序説』の第六部、近い将来の医学の有効性についての失望、『哲学原理』の序文、『情念論』の特殊な性質;『情念論』の生成におけるエリザベス公女の役割、その不幸と憂鬱、精神の弛緩による健康維持のためのデカルトの忠告 ほか)
第四章 人格と共同体(われわれの人格的価値を基礎づける自由、道徳とその多様な形式の統一、情念と徳としての高邁。いかして高邁は徳を包括し悪しき情念の過剰を正すか、デカルト的高邁とコルネイユ的英雄、すべての人に開かれている高邁;人と社会の全体との結びつき、愛する人への献身、犠牲の問題、強い精神の英雄主義と弱い精神の実用主義、高邁とキリスト教的慈善 ほか)
結論 よく判断することとできうる限りよく判断すること(いくつかの行為を導く非合理的な傾向、人間的知の諸限界とその支配を増すためのデカルトの努力;思弁の要求と行為の要求の差異、最良の判断 ほか)