- リチウムイオン電池の安全性と要素技術
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- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784910558349
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価格:16,500円(本体15,000円+税)
【1993年11月発売】
[日販商品データベースより]
まえがき
※本書籍は2016年10月に発行した同タイトルと同内容です。
本書はリチウムイオン電池の安全性に関する過去の事実をまとめ、電池の専門家でなくても知っている一般的な話題、知識、常識について説明した入門書である。想定している読者は、電池を使用する機器の開発や販売を行っている方(電池ユーザ)、電池研究開発の初心者、これから電池分野に参加するかどうか検討している研究開発企画部門の方、電池あるいは電池使用機器の生産現場で作業を行っている方、電池の調達、営業業務に携わっている方、各種調査会社の方、高校生、大学生、科学技術に興味がある一般の方である。電池、各種モバイル機器、各種電動車両、住宅産業、医療機器、電力事業、電気通信、電気回路、スマートグリッド産業等に関わる化学、電気、建築、エネルギー関連すべての分野の方にも参考になる入門書と考えている。これらのどの分野においてもリチウムイオン電池は共通技術であるからである。
著者は過去にリチウムイオン電池全般の基礎入門書である「次世代自動車用リチウムイオン電池の設計法」(科学情報出版、2012年)を上梓した。前作と本書をセットで読んで頂けると本書に対するご理解もより深まるはずである。
本書が、日本の今後の電池開発を促進し、読者の皆様のビジネス、知的興味の充足に少しでもお役にたてれば幸いである。
なお、本書では、過去の電池のリコール等について説明する際、公表された企業名を当時のまま記載している。ネットや過去の新聞記事で容易に検索できる事実として企業名を記載しているだけで、それ以外の意図は全くないことをお断りしておく。また、各章で重複する図表を用いている場合があるが、各章が独立で読まれることを考慮したためであることをご了承願いたい。