- 昭和時代回想
-
私説昭和史 3
中公文庫 せ9ー6
中央公論新社
関川夏央
- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122076044

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[BOOKデータベースより]
手の届かない彼方に去ったあの時代の記憶。自らを「昭和の子」と規定する著者が、思春期青年期を回想。さらに同時代を生きた作家たちへの思いを綴る。「昭和」とは旧きよき時代なのか、心の苦い傷なのか。愛憎なかばする感情があふれ出す「昭和」アンソロジー。
溶明する民主主義
[日販商品データベースより]1 いわゆる青春について(イヌのフンは、やっぱりイヌのフンにすぎない;学校とはイヤなところだ ほか)
2 暑さに疲れた夕方(日本海の晩夏;蒸気機関車が消えた ほか)
3 「老い」という大陸(ああ、卒業旅行;人の世、至るところに「団塊」あり ほか)
4 「停滞」へのあこがれ(乱歩が最も愛した場所;「停滞」へのあこがれ ほか)
初刊時、世が「平成」となって10年あまりが経ち、「昭和」はすでに懐かしむ対象となっていた
日本人のありようを見つめる著者が、自身の個人史的随想と昭和を生きた作家への思いを軸に、かつて確かに存在した清々しい日本の姿、静かなる停滞(=老い)へと向かう自身の内面を綴った「昭和」アンソロジー。
穏やかだが切ない「関川文体」が気持ちにしみ通る一冊。
巻末に書き下ろしエッセイを増補する。