- 史としての法と政治
-
書を紐解き、人を考え、時代を読み解く
叢書・知を究める 25
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784623098033
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[BOOKデータベースより]
古今の政治、国家、それを構築する人々のあやなす史。法制史の視点から社会を紐解く珠玉の評論集。
1 古典の書を読み解く(“政局”家か知の政治家か(有泉貞夫『星亭』);明治憲法の思想的源流(井上毅伝記編纂委員会編『井上毅伝』) ほか)
[日販商品データベースより]2 現代の書を読み解く(私の忘れ得ぬ一冊(小嶋和司『憲法学講話』);思い出の中の中公新書(阿部謹也『刑吏の社会誌』、芳賀徹『大君の使節』、福永文夫『大平正芳』) ほか)
3 憲法を読み解く(国のかたちとしてのconstitution;「不磨」の意識から脱却を―憲法議論の前提 ほか)
4 人と時を読み解く(忘れられた初代帝国大学総長―渡邉洪基のこと;東大安田講堂での日々―自著『渡邉洪基』を語る ほか)
政治という場は、いかに個々の部分的利害を超越し、宥和的知識を生み出すフォーラムとなるか。法制史の視点から社会を分析し、知によって制御される政治の可能性と、そのための制度としての国家、またそれを構築しようとした人々のあやなす史(フミ)を読み解く。古典・現代の書評、新旧の憲法や現代の社会に関する記事など112篇を収録。古今の書を紐解き、人の歴史を考え、制度と時事を論じる評論集。