- AI時代の労働の自律性と資本の統制
-
ブレイヴァマンの労働過程論をめぐって
シリーズ危機の時代と思想 03
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784911288078
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[BOOKデータベースより]
「どう管理されるか」ばかり考えてしまう私たちが、「どう自由に生きるか」を考えるには?AIに管理される社会で、真の主体性を手放さない方法とは?気鋭の研究者が、資本と労働者の「知」をめぐる攻防を描き出す。
第1部 資本主義的生産における労働過程と自律性(労働過程論争;ブレイヴァマンによる労働過程分析;資本主義的労働過程と労働者の自律性)
[日販商品データベースより]第2部 実証編:労働者の労働過程への関わり(労働過程と労働者の技能;情報サービス企業におけるマネジメント;労働者の決定権と技能;労働者の技能と抵抗の契機;裁量労働制と労働者の自律性;AIの導入と労働過程の変容)
●なぜ、出世すると「手を動かす人」から「管理する人」に変わるのか?
●AIに管理される社会で、真の主体性を手放さない方法とは?
資本の影響下で、「どう管理されるか」ばかりを考えてしまう私たちが、「どう自由に生きるか」を考えるにはどうすればよいのか──。
ブレイヴァマンを柱に、科学的マネジメント法で知られるテイラーやマルクスを参照。AI関連の最新情勢も踏まえ、気鋭の研究者が資本と労働者の「知」をめぐる攻防を描き出す。
*
現代で「自由に」働いていると思っている人も、実は労働時間や給与など、決定的な部分に関わることは難しく、そもそもそんなことまで自分で決められると考えられていないことも多い。労働者が職場で決めているのは、実際には資本が「自分で選んだ感」を演出するために用意した選択肢にすぎないのだ。
そのような資本と労働者の在り方を理論的に明かした上で、豊富な調査を掲載。技術者として一定の裁量が認められている(とされる)ITエンジニア1000人にアンケート、さらにインタビューを行うことで、より詳細に実態を捉える。
マネジメント、AI、IT系の労働環境に関心がある読者必読!ビジネス書が決して踏み込まない深さで労働者と管理者の関係を読み解く、いわば「真のマネジメント本」。