- NTTの叛乱
-
「宿命を背負う巨人」は生まれ変わるか
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784296205462
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 思考力の地図論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2022年11月発売】
- 通信地政学2030
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2022年12月発売】
- 職場の共通言語のつくり方
-
価格:1,848円(本体1,680円+税)
【2025年06月発売】
- 地頭力を鍛える
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2007年12月発売】
[日販商品データベースより]
取材歴20年以上の記者が、日本の通信産業の史上最大の転換点に迫る!
渾身のノンフィクション!
低迷にあえぐ日本企業を象徴する存在である、NTT――
売上13兆円、従業員34万人を誇る大企業でありながら、優秀な人材を巨大テック企業に引き抜かれ、「GAFA予備校」と揶揄(やゆ)され、時価総額ランキングでもアップルやグーグル、アマゾンなどに大きく水をあけられている。
そんなNTTが、再び世界で戦うために、生まれ変わろうとしている。
事業領域を電話からシステム構築、再生可能エネルギー、データセンター、デバイス製造、宇宙開発などへ広げ、さらには、電力効率が従来の100倍となる次世代情報通信基盤「IOWN(アイオン)」で勝負をかける。
攻めるNTTが繰り出した一手が、NTTを縛る特殊な法律である「NTT法」の見直しだ。
この法律は、NTTが公共のために存在することを義務付け、国内の通信産業の基盤となっている。
NTT法を見直し、あわよくば廃止に持って行こうとするNTT。これは、NTTの「叛乱(はんらん)」ではないのか――
「年の瀬が迫る2023年12月末、筆者は国内有数の34万人の従業員を抱える企業のトップ、NTT持ち株会社の島田明社長と向かい合っていた。
そこで聞いたのがこんな言葉だった。
『普通の会社になりたい。普通の会社になるべきです』」
――本文より