[BOOKデータベースより]
平城京に都を遷し、新たに律令社会の形成をめざした奈良時代。国司・郡司の仕事や対馬・隠岐の実像など、古代社会の諸相を描く。遷都を繰り返した聖武天皇の意図や、大仏の造立、平城京の寺々などにも説き及ぶ。
第一章 古代の役人たちと地域の社会(地方の行政を担った国司;郡の役所と郡司の仕事 ほか)
第二章 複都制と都の移動(藤原宮・京の造営と周礼型都城;聖武天皇と三都制の構想 ほか)
第三章 平城京と寺々の世界(興福寺と西金堂の造営;聖武天皇と信楽での大仏造立 ほか)
第四章 墓誌を残した人びと(太安万侶の墓誌とさまざまな墓誌;石川年足の墓誌とその経歴 ほか)
第五章 みやこの建築物の瓦造り(初期寺院の瓦生産―奈良県五條市の瓦窯跡;藤原宮の造営と瓦生産 ほか)
710年、藤原京より平城京に都を遷し、新たに律令社会の形成をめざした奈良時代。地方の行政を担った国司・郡司らの仕事や古代の道に立てられた告知札、対馬・隠岐の実像や墓誌にいたるまで、古代社会の諸相を描く。遷都を繰り返した「聖武による五年間の彷徨」の意図や、行基が参画した大仏造立、平城京内の寺々の造営の実態を解き明かす。
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