- 春の台
-
歌集
やまなみ叢書 第107篇
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784863856523
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歌集
やまなみ叢書 第107篇
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[BOOKデータベースより]
心臓を患う夫との尺八と箏の二重奏。子供や孫たちとの歳月に登山や自然観察などから生まれる歌が寄り添う。
一 黒木(師の碑;三絃と箏(地唄では三味線を三絃とも言う) ほか)
[日販商品データベースより]二 縦走(山桃;祖母 ほか)
三 四季(夏の日々;母 ほか)
四 海峡(長の子;落ち柿 ほか)
五 過客(井戸水;父 ほか)
《流れゆく老いの暮しのアクセント「春の台(うてな)」は真っ赤な椿》
心臓を患う夫との尺八と筝の二重奏
子供や孫たちとの歳月に
登山や自然観察などから生まれる歌が寄り添う
【収録歌より】
泡立ち草の黄の帯すすきの白き帯宝満の土手に秋はとどまる
チェーンソー聞き続けたる晩年の父親の耳遠くなりたり
子の声を聞きたき日には亡き母もかくありしかと思ふ 立秋
ふるさとで迎へし朝のまどろみに聞きなれし母の雨戸くる音
何もいらぬ十分食べたと食を辞し九十二歳の母は逝きたり