[BOOKデータベースより]
序章 歴史叙述と西洋化の限界
第一章 東アジアにおける近代性―初期の先駆者(一八六〇〜一九二〇年代)
第二章 一八九〇年代から一九一〇年代にかけてのアメリカ的思想における近代性の発展
第三章 ジョン・デューイの中国への旅、胡適、魯迅、そして中国の近代性―一九一九年から第二次世界大戦まで
第四章 一九二〇年代におけるアメリカと日本の国際主義と近代性
第五章 危機にある近代性―一九三〇年代〜一九四〇年代
第六章 戦後世界における変容
東アジアの近代化は、単なる西洋化への道ではない――福沢諭吉、デューイ、ユンチホ、ビアード、吉野作造、魯迅、胡適といった東アジアの知識人が、西洋諸国の東アジア進出以降、アメリカ知識人の影響を受けつつも陽明学の伝統を背景として独自に近代化を完遂する思想的支柱を保持し続けてきたことを明らかにする。アメリカ研究から日本近代史研究に移った異色のアメリカ人研究者が紐解く東アジアの近代化、初の日本語訳。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 近代朝鮮の甲午改革と王権・警察・民衆
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2022年10月発売】
- 中國江南□村社會の原型
-
価格:24,750円(本体22,500円+税)
【2025年02月発売】
- 台湾
-
価格:946円(本体860円+税)
【1993年08月発売】
- ドキュメント朝鮮で見た〈日本〉
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2019年04月発売】
- 「下から」歴史像を再考する
-
価格:9,460円(本体8,600円+税)
【2022年03月発売】