[BOOKデータベースより]
水素系における室温に近い超伝導や、グラフェンにおける超伝導、さらに銅系・鉄系に続くニッケル化合物超伝導体、非平衡における超伝導としてヒッグス・モードなども解説。旧版では十分触れられなかった、2次元系におけるBKT転移、BCS‐BECクロスオーバーなどにも及ぶ。また、著者自身の興味として、平坦バンド超伝導、多バンド超伝導体におけるFeshbach共鳴などのトピックスも将来性を期して加え、コラムも息抜きとして充実。これらを含めて全体にブラッシュアップさせると共に、新展開は無関連に発展したのではなく互いに絡み合っていることも強調した。
1 超伝導とは何か
2 統計力学の復習と超伝導の現象論
3 BCS理論
4 高温超伝導
5 電子相関と超伝導
6 鉄系超伝導体とニッケル化合物超伝導体
7 様々な物質における超伝導
8 いくつかの話題
9 非平衡下の超伝導―ヒッグス・モード
10 超流動と量子ホール効果
11 超伝導の課題と展望
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