- 風は春
-
宮崎洋句集
春燈叢書 第196輯
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784781417097
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[BOOKデータベースより]
光粒子
[日販商品データベースより]春雷
初時雨
春の灯
柿の家
春の家
荒海
虞
軒氷柱
木霊
雪のこゑ
夕焼
◆第一句集
どうして春が来るの
どうして春になるの
こどものころから
ずっと不思議だった
いまは思う
草も鳥も海も風も
赤ちゃんも
星になったひとも
懸命に春になろうとしている
(著者)
◆自選十句
料峭やかはりばんこに麺麭を抱き
鳥の恋伎芸天女の闇うごく
父のなき父の田圃の春景色
花満つやこの世に誰もゐなくなり
涼しげに子を産むちから誇りけり
ゆふやみの底に夕焼の千曲川
金閣寺水かげろふに灼けにけり
名月を呑みたる海のあをあをと
小春凪暮るれば胎へかへるとき
聖夜へと入りゆくテールランプかな