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[BOOKデータベースより]
本書の課題・構成・概要
[日販商品データベースより]第1部 中世・近世の名主と文書(山国名主と文書―口宣案を中心に―;山国荘における地下内部文書の形成と名主座―鳥居家文書を中心に;中世後期山国荘黒田地域の百姓名と名主)
第2部 由緒と偽文書をめぐって(近世後期、山国郷における由緒の錯綜と統合;山国郷の偽文書「後小松天皇綸旨」考;椿井家由緒の形成と展開)
第3部 領主・境界地域との関係(戦国期山国奉行・雑掌考;「奥山」における施薬院領の形成と寛文期の争論;近世中後期の「奥山」争論―山国十ヶ村と枝郷広河原村を事例に)
第4部 執筆者座談会
1995年から続けられている、山国荘調査団(代表坂田聡)による丹波国山国地域(現在の京都市右京区京北の山国・黒田地区一帯)の古文書の調査・研究の成果をとりまとめた論集。調査団の論集としては三冊目にあたり、その集大成にあたる。
山国地域は、中世文書と近世文書、さらには近代文書までもが、土豪クラスの荘官家のみならず、一般の有力百姓家の家文書として連続して残存しているという、他地域に類例を見ない地域である。
山国荘調査団はこれまで、文書調査を踏まえて、在地社会に残された中世文書と近世文書をトータルに把握した上で、特定の中世文書や近世文書がいかなる理由で伝来したかを明らかにしてきた。
今回の論集では、名主(みょうしゅ)という語を基軸に据えた上で、「由緒関係文書」をめぐる問題、さらには、境界地域をめぐる外部勢力との争論の問題等、関連する諸問題を有機的に結び付けて考察し、有力百姓らの歴史意識の形成過程に迫る。
※書影(表紙カバー)使用図版
延宝2年(1674)裁許絵図写(山国神社文書)
享和元年(1801)大杣方宮座座席定法?座配帳(山国神社文書)
永正14年(1517)後柏原天皇口宣案(江口喜代志家文書)
永禄6年(1563)高倉永相日下判三箇条吉書(上黒田春日神社文書)
■目次
第T部 中世・近世の名主と文書
第U部 由緒と偽文書をめぐって
第V部 領主・境界地域との関係
第W部 執筆者座談会
■執筆者
坂田聡/柳澤誠/薗部寿樹/?岡拓/谷戸佑紀/馬部隆弘/岡野友彦/大貫茂紀/冨善一敏