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[BOOKデータベースより]
人に優しく成果を出しやすい組織は何を心がけているのか?科学的根拠に基づいた再現性の高い方法がわかる。
第1章 イノベーションを生み出す難しさ(イノベーションのプロセス;イノベーション実現の障壁)
[日販商品データベースより]第2章 セルフ・コンパッションがイノベーションに効く(イノベーションの隠れた味方「セルフ・コンパッション」とは)
第3章 コンパッションはイノベーションにどう効果的なのか(コンパッションがイノベーションに与える影響)
第4章 コンパッションを高める具体的な方法(コンパッションは誰もが実践でき、介入できる余地がある;「二つの椅子」でセルフ・コンパッションを高める ほか)
生産性の高いチームは何が違うのか?
失敗を受け止め、困難な状況を乗り越えるチームで共有されていることとは――
「コンパッションがイノベーションを実現する」〓 この一見、不思議な組み合わせに、驚いた人も多いのではないでしょうか。
「イノベーションに思いやりなんて必要ない。重要なのは強さだ」と考える人もいるかもしれません。確かに、イノベーションを成功させるには、困難に立ち向かう不屈の精神が必要です。
とはいえ、その強さはどこから湧いてくるのでしょうか。コンパッションは、強さを生み出す源泉となります。
本書では、コンパッションの三つの要素(セルフ・カインドネス、コモン・ヒューマニティ、マインドフルネス)がどのようにイノベーションプロセスを支えるかを説明しました。
興味深いことに、コンパッションは実践次第で高められます。本書では、「二つの椅子」を使った対話法や、優しい友人からの声がけを想像する方法などを紹介しました。
ここで強調したいのは、コンパッションを高める方法を、ぜひ試していただきたいということです。本を読んで知識を得るだけでなく、行動に移してみてください。
コンパッションだけでイノベーションが実現できるわけではありませんが、従来のイノベーションの考え方にこの人間的な要素を加えることで、より前に進みやすくなるのではないでしょうか。
アイデアを思いついた時、それを実現しようとして壁にぶつかった時、逆境や困難に遭遇した時。そんな時に、本書を思い出し、自分自身や周囲の人々に対する思いやりの心を持つことで、次の一歩を踏み出す進むきっかけになれば嬉しく思います。(本書「おわりに」より)