- 江戸の仕掛人 蔦屋重三郎
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ウェッジ
城島明彦
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863102880

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[BOOKデータベースより]
「眠れる商機はここにあり!」北斎に目をかけ、歌麿、写楽を世に出した蔦屋重三郎。その類まれな手腕はいかに育まれ、どのように磨かれたのか?“蔦重”の47年にわたる多才かつ波瀾万丈な人生をひも解く。
子 江戸の仕掛人―まじめなる口上
[日販商品データベースより]丑 遊郭案内仕掛人―『吉原細見』と蔦重
寅 文芸仕掛人―源内の多芸多才に痺れた蔦重
卯 偉才発掘仕掛人―山東京伝は文画二刀流
辰 新ジャンル仕掛人―黄表紙で大躍進
巳 催事仕掛人―空前絶後の狂歌ブームを演出
午 権力と戦う仕掛人―筆禍事件の波紋
未 浮世絵仕掛人―歌麿の光と影
申 大首絵仕掛人―写楽の謎と真実
酉 重版仕掛人―奇想天外な発想と商才
戌 未来仕掛人―“出版革命児”の死に至る病
亥 令和の似非仕掛人―「跋」に名を借りた“逃げ口上”
☆なぜ絵師も作家も次々と“蔦重“のもとで花開いたのか?
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」主人公で一躍脚光!
「粋」で「いなせ」な男たちを続々と見出し江戸を熱狂に包んだ
仕掛人“蔦重”の魅力がこの1冊で丸わかり!
「眠れる商機はここにあり!」
江戸中期(安永・天明から文化・文政にかけて)の文化の担い手となった北斎、広重、歌麿、写楽……これらの傑作を数多く世に仕掛けたのが“蔦重”こと蔦屋重三郎(1750〜1797)だ。
“蔦重”は浮世絵だけでなく、戯作にも目を向けたことでも知られる。狂歌の大家だった大田南畝と交友関係を結び、戯作者の山東京伝や、滝沢馬琴らを育てるなどし、現代でいえば偉才を発掘し、異分野を結びつけて、大ヒット作を生み出す「メディアミクス」の達人である。
その仕掛人としての類まれな手腕はいかに育まれ、どのように磨かれたのだろうか?
本書は大河ドラマ主人公で注目される“蔦重”の47年にわたる多才な人生を、
@時代を読み、「戯作・浮世絵ブーム」を創出した“トレンド・クリエーター”
A着想力抜群で、写楽に大首絵を画かせた企画者にして“敏腕プロデューサー”
B大衆の心を鷲づかんだ曲亭馬琴・歌麿・写楽らの“逸材発掘人&スポンサー”
C商魂逞しく、自身も宣伝材料にした“歩く広告塔”
D人脈づくりの天才で、「狂歌師+浮世絵師」を仕掛けた“コラボの達人”
E奇想天外なアイデアで人々を熱狂させた“出版界の革命児”
F新ジャンル「黄表紙」で旋風を巻き起こした“ヒットメーカー”
といった“7つの顔”から迫っていくもの。
「蔦重の妻の謎」や「墓碑銘の現在」にも言及した、蔦重の波乱万丈の生き様に迫った1冊です。