- 喪失、悲嘆、希望 阪神淡路大震災その先に
-
月待舎
鍬谷書店
堀内正美
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784911390009

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[BOOKデータベースより]
大震災はまたやってくる。これは、命と心を守るために必要なこと。30年にわたり被災された方々を支援してきた俳優が、すべてを語る。
第1章 阪神淡路大震災の発生
[日販商品データベースより]第2章 生き残った者たちの希望
第3章 「市民主導」の成功と挫折
第4章 東京生まれの俳優、神戸へ行く
第5章 喪失、悲嘆はすぐそばにある
第6章 「災害大国」日本で必要なこと
1995年1月17日、6434人の命を奪った阪神淡路大震災から30年が経過した。
東京生まれの俳優・堀内正美は、震災をきっかけにボランティア団体を立ち上げ、自然災害、事件、事故などで心に傷を負った方々への支援を行ってきた。
団体が中心となって1月17日に主催する追悼式典には、毎年5万人もの市民らが訪れる。
震災の“リアル”な姿とは。
なぜいち団体が、5万人もの人々を集めることができるのか。
大事な人を喪い、悲嘆に暮れる人たちが再び希望を抱くには何が必要なのか。
災害大国日本を生きるうえで、必要な備えとは。
そのすべての答えがここにある。
【本書の主な内容】
・1995年1月17日午前5時46分
・火の手が迫り、子どもにすがる母親を引き離す
・心に響く「がんばろうね」の合言葉
・「災害ユートピア」を見た
・綺麗ごとでは済まない震災の現場
・“個人の死”が“みんなの死”に
・「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」を建立
・ボランティアは自己満足の手段ではない
・「市役所の中に入り込む」と決意
・復興イベントの副会長に名乗りを上げる
・「選挙に出ないでください」と言われ
・朝ドラの影響で俳優の仕事が相次ぐ
・芸能界に消耗し、神戸へ
・2011年3月11日午前2時46分
・朝ドラ「純と愛」が描く喪失と悲嘆
・チャイルド・ケモ・ハウスで出会った子どもたち
・つらさに引きずられない秘訣
・「震災関連死」を刻む銘板
・「失敗した」と言える社会へ
・「子どものため」で思考停止していないか