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[BOOKデータベースより]
投資や資産形成には、豊かで美しい日本という国を子どもたちの世代につないでいく機能があります。また、自分の投じたお金が企業の研究開発などを通じて社会に役立つという機能もあります。だからこそ、皆さんには単なる金儲けではない資産形成を心がけてほしいし、投機ではなく投資をおこなってほしいと思います。(―本書より)
プロローグ IFA、個人投資家へのメッセージ―豊かな国を子どもたちに遺すために
[日販商品データベースより]ガイダンス 日本人を投資の呪縛から解き放つために―「心・技・体」という3つの観点で重要ポイントを解説
第1章 投資の「心」(「投資」と「投機」の違い、あなたは本当に分かっていますか?;なぜ株式への「長期投資」が重要なのか?;「分散投資」について多くの人が誤解しやすいこと ほか)
第2章 投資の「技」(IFAと個人投資家、運用会社、投資先企業はパートナーである;インデックス運用が抱える数々の問題点;「インデックスvs.アクティブ」という大間違い ほか)
第3章 投資の「体」(ファンド運用に関する3つの信念と3つのディシプリン;6つの厳格な選定基準で企業を徹底的に調べ尽くす;運用組織としてのユニークな特徴と強み ほか)
外資系運用会社で社長を務める著者が、一般個人の正しい長期投資による正しい資産形成について、基本的な考え方や実践方法を分かりやすく解説する「投資の指南書」。既存の銀行や証券会社に所属しないIFA(独立系金融アドバイザー)と、その顧客である個人投資家がメインのターゲットだが、まっとうな投資を勉強したいすべての人に役立つ内容となっている。日本の個人を「投機の呪縛」「手数料の呪縛」「リスクの呪縛」などから解き放つため、投資を「心・技・体」という3つの観点で捉え、それぞれ大切なポイントをレクチャーしているのが大きな特徴だ。
「第1章・投資の心」では、投資と投機の違い、長期投資の重要性、リスクの捉え方といった資産形成に不可欠な考え方を詳しく解説。「第2章・投資の技」では、いまIFAが脚光を浴びている理由から、人々が陥りやすい群集心理、企業の資本効率、投資に生かせる先人の言葉やお薦めの投資本まで、資産形成に役立つ知識と方法論を幅広く紹介する。なかでも注目は、日本の個人に人気の高いインデックスファンドについて、そもそも抱えている問題点と、それが多数派になることの問題点をいずれも詳細に指摘している点だ。著者が生来のインデックス嫌いであることを差し引いても、多くの個人にとって「目からうろこ」の内容ではないだろうか。「第3章・投資の体」では、著者が注力するクオリティ・グロース企業(質の高い成長企業)への投資がどのように実践されているのか、その投資哲学も含めて紹介する。各章の巻末には、志を同じくする仲間との本音対談も掲載されている。
著者にとって、投資は単なる金儲けではない。「何に時間を使うか」と同じく「何にお金を使うか」という意味で、投資は人間の生きざまでもある。日本人一人ひとりが経済的にも精神的にも豊かになることで、豊かで美しい日本という国を子どもたちの世代にも引き継いでいくことができる。そうした高い志と覚悟が、本書には貫かれている。著者は長年、空手にも取り組んでおり、武道と投資の共通点に言及しているのも興味深い。世の中にあふれる無責任な投資情報に惑わされそうになったとき、本書を何度も繰り返し読むことで、長期資産形成という未来のゴールへ向けて自信と確信を深めることができるに違いない。