日本書紀と東アジア考古学

雄山閣
門田誠一　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2024年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784639030102

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本古代史の研究において必須である『日本書紀』。その『日本書紀』を多様な視点から読み解くために、日本列島・中国大陸・朝鮮半島の考古資料や考古学研究を援用する。東アジアという大きな視座で当時の日本を相対化することにより、周辺諸国からの影響・共通性や日本の独自性を浮き彫りにしていく。

第１章　物質と人の交流と交渉（文物交流とその背景；移入された物と地域像；武具・武器と装飾品にみる交流；軍少施設を示す語句と実態；人と物の関係と地域相）
第２章　生業と社会の様相（住居の文化とその広がり；新羅の匠と新羅斧；刀剣と古墳時代の社会；東アジアにおける倭の製塩；銭貨と交換財の文化）
第３章　生活と文化・習俗の背景（角抵と力士の文化的様相；香文化の東伝；文字文化と出土文字資料；身体変工の思想と背景；礼俗の姿態と考古資料）
第４章　祭祀・儀礼の系譜と展開（桃の儀礼と祭祀；竃祭祀の系譜；殺牛の儀礼・祭祀；殉死と従死；倭の殯と東アジアの考古資料）
第５章　宗教と信仰の実相（神仙思想・初期道教と雲母；日本古代仏教の淵源；仏教遺物と地域交渉；葬送と荘厳にみる仏教信仰；仏教・儒教と孝の展開）

[日販商品データベースより]

日本古代史の研究において必須である『日本書紀』。その『日本書紀』を多様な視点から読み解くために、日本列島・中国大陸・朝鮮半島の考古資料や考古学研究を援用する。東アジアという大きな視座で当時の日本を相対化することにより、周辺諸国からの影響・共通性や日本の独自性を浮き彫りにしていく。