- ジェノサイドを考える
-
ガザ・ウクライナ・原爆・ホロコースト・東学農民を手がかりに
南方ブックレット 13
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784861245268
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[BOOKデータベースより]
2023年12月29日にガザの事態に関連して南アフリカ政府がイスラエルをジェノサイド条約違反の疑いで国際司法裁判所(ICJ)に提訴し、ICJは2024年1月26日に「ジェノサイド防止」を求める暫定(仮保全)措置命令を出した。「犯罪の中の犯罪」とも言われるジェノサイド、改めて考えてみたい。(本書「はじめに」)
1 私たちの目の前で進行するジェノサイド:ガザとウクライナ
2 ホロコーストを念頭に「ジェノサイド」を造語し、ジェノサイド条約採択に肯献したレムキン弁護士は、なぜ「忘れられ、貧困のなかで死んだ」のか?
3 枢軸国のジェノサイドを裁くための法的手続きの開始日(憲章調印)の直前直後に連合国のジェノサイドが強行された
4 ニュルンベルク裁判の「人道に対する罪」から「ジェノサイドの罪」へ
5 東京裁判判決の翌月にジェノサイド条約が成立
6 日本はジェノサイド条約を批准せず
7 日本軍最初のジェノサイドは日清戦争期の東学農民鎮圧作戦
8 日本人は「ジェノサイドの加害者および被害者」
9 「日本はジェノサイドをしたことがない」とうそぶくウヨク文化人たち
10 核兵器は「ジェノサイド兵器」「オムニサイド兵器」
11 ICJがイスラエルにジェノサイド防止命令
12 ホロコーストの被害者を代弁するはずのイスラエル政府を盲信するドイツほか欧米諸国
13 ロシアのチェチェン戦争やウクライナ・マリウポリ無差別攻撃などもジェノサイド
14 リフトン博士らが提起した「ジェノサイダル・メンタリティ」
15 ジェノサイドの前科を反省しない日本・米国・ロシア政府