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[日販商品データベースより]
巻頭言(抜粋)
『日本版収容所列島=x(昭和59年〈1984年〉初版発行)は日本共産党の宗教政策を明らかにしたものである。
九七七年アメリカではカーター政権の時、韓国の朴正熙大統領と文鮮明総裁への攻撃が始まった。カーター政権のもと、フレーザー委員会と日本共産党は人的交流を通じて情報交換をして、統一教会攻撃を激しくおこなった。
日本では、友好団体・国際勝共連合の梶栗玄太郎事務総長のもと法規対策室で、社共勢力との闘いを一九七八年から次の五つの分野で本格的に行っていた。
日本共産党リンチ殺人事件言論裁判闘争、対社会党レフチェンコ事件言論裁判闘争、反共自由の法曹懇談会の結成、一部信者における霊石信仰は正当な宗教行為であるとの活動、拉致監禁された統一教会信徒の救済活動である。連戦連勝の実績を上げていた。
この時期に、在米の文鮮明総裁が日本における共産党の宗教迫害の事実を明らかにしなくてはならないと言われた。小生は日本で国際勝共連合の梶栗玄太郎事務総長と福田之保法規対策室長にその話をしたところ、すでに資料はすべて揃っていた。共産党赤旗などの攻撃記事、信徒の救済裁判資料、共産党の反共運動排除の戦略戦術文書、共産党がフレーザー委員会と共同した事実、カーター政権が巨大資本勢力の影響で韓国攻撃を行った事実など数千点の資料が用意されていた。すぐに原稿にして半年で本書籍が完成した。
二〇二二年十一月六日号の『サンデー毎日』に、「どうなる? 旧統一教会との最終戦争の結末」と題する、日本共産党・志位和夫委員長(当時)とジャーナリストの田原総一朗氏との対談記事が掲載された。田原総一朗氏が「共産党からすれば統一教会との最終戦争だ」と投げかけると、志位和夫氏は「長い闘いだった」と語り、「彼ら(注、国際勝共連合)が反共の先兵として最初に牙を剥(む)いたのは、革新府政を七期二八年務めた蜷川虎三京都府知事の後任を選ぶ一九七八年の知事選だった」と述べた。この一九七八年の京都府知事選とは、友好団体・国際勝共連合の活躍により、共産党が敗北を喫した選挙である。この敗北を受けて日本共産党の宮本顕治委員長(当時)は、「勝共連合との戦いは重大。大衆闘争、イデオロギー、国会、法律の各分野で……共同して、全面的な戦いにしていく必要がある。勝共連合退治≠フ先頭に立つことは、後世の歴史に記録される『聖なる戦い』である」(「赤旗」一九七八年六月八日号)と宣戦布告したのであった。志位氏が述べる「長い闘いだった」というのは、この宮本氏の「宣戦布告」から始まった共産党と国際勝共連合の闘いを指している。
本書は、今からちょうど四十年前の一九八四年に出版された書籍である。宮本氏の「宣戦布告」以降、家庭連合(旧統一教会)信者に対する拉致監禁事件が頻発し、特に共産党系の精神科病院を使った強制改宗事件が起こるようになった。本書は一九七八年の宮本氏の「宣戦布告」から六年を経て出版された書籍であるが、共産党による国際勝共連合および旧統一教会信者に対する蛮行を知る貴重な資料である。