- モモ
-
絵本版
光文社
ミヒャエル・エンデ シモーナ・チェッカレッリ 松永美穂- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- B4変
- ISBN
- 9784334104573
[BOOKデータベースより]
ある大きな町のはずれ、こわれかけた野外劇場に、モモは住んでいました。モモがどこから来たのかは、だれも知りませんが、だれもがモモの得意なことを知っていました。それは、ほかの人の話をよく聞くということです。町の人たち、子どもたち、動物たち、木のあいだを通りぬける風の話にも耳を傾けます。友だちのジジは、モモと一緒にいると次々とおもしろい話を思いつきました。また、道路そうじのベッポは、モモに話を聞いてもらうと、人生についての大きな考えがまとまるのでした。モモに話を聞いてもらうと…とほうにくれている人は、自分のしたいことがはっきりとわかり、けんかをしていた二人は仲直りし、自分の人生は失敗だと思っている人は、それがまちがいだと気づきます。あなたもモモと話したいですか?それともモモのような人になりたいですか?
[日販商品データベースより]町のはずれ、こわれかけた野外劇場に住んでいるという女の子。最初はあやしいと思われていたものの、たくさんの人たちがモモに会いにきました。それはモモが人の話を聞くことが得意だったからです。モモに話を聞いてもらうと、自分のしたいことがはっきりとわかったり、間違いに気づいたりします。やがて鳴かなくなったカナリアや、雨や風までがモモに話をし……ミヒャエル・エンデの名作刊行50周年を記念して企画された絵本版。
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あの膨大な物語を32ページの絵本で表現しようなどという暴挙かと思ったら、物語の一部をピックアップしたお話だそうです。
なので、物語の主題とは少し距離感があるのですがあまり意識していなかった視点を浮かび上がらせてくれました。
モモは人の話を聞くことが、とても優れていたのですね。
人々は、モモに話を聞いてもらうだけで、自らが自分の抱えている問題を解決していけるというのです。
聞く力の大切さを感じました。
ベッポの話も重要です。
目標までの距離の長さで憂えるよりも、もっと近い所を見ていれば良いという発想、なるほどと思います。
こんな形で「モモ」が絵本シリーズになると良いのになと思います。
(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】