- 日本の犯罪小説
-
光文社
杉江松恋
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784334104559

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[BOOKデータベースより]
昭和の頃、小説の中の犯罪者は、固定観念を打ち破く革命家のようでもあった。激しい怒りと、震えるような苛立ちが彼らを突き動かしていた。作家たちは、彼らに何を仮託していたのか。そして、社会の変化と成熟は、犯罪小説をどう変容させたのか。大藪春彦、江戸川乱歩、松本清張、阿佐田哲也、池波正太郎、小池真理子、宮部みゆき…18人の作家の創作の秘密に、「犯罪」のキーワードから迫る、迫真の文芸評論。
はらわたを喰い破れ―大藪春彦
[日販商品データベースより]お前の心を見つめろ―江戸川乱歩
ピカロたちの絶望―藤原審爾
心の中に住む孤独な誰か―水上勉
犯罪者の保身と欺瞞のメカニズム―松本清張
魂の犯罪と一人称という窓―結城昌治
犯罪を理解するな。そこにいることを忘れるな―佐木隆三
閉じた心から嫌悪がはみ出す―石原慎太郎
あらかじめ敗北した者たちに―阿佐田哲也
幻想の、悪の共同体―池波正太郎
人間は愚かであり、その人間が生み出した社会も間違っている―山田風太郎
人を犯罪に導くものを解明することから現代ミステリーは始まる―西村京太郎
犯罪と恋愛は、世俗に背を向けるという意味でも同種である―小池真理子
国家は告げる、「がたがた言う前に殺せ!」と―船戸与一
犯罪の恐ろしさを知る者こそが犯罪小説を書くだろう―宮部みゆき
人間とは永遠に理解できないが、常に見守るべき対象だ―桐野夏生 馳星周 〓村薫
昭和の頃、小説の中の犯罪者は、固定観念を打ち砕く革命家のようでもあった。激しい怒りと、震えるような苛立ちが彼らを突き動かしていた。作家たちは、彼らに何を仮託していたのか。そして、社会の変化と成熟は、犯罪小説をどう変容させたのか。大藪春彦、江戸川乱歩、松本清張、阿佐田哲也、池波正太郎、小池真理子、宮部みゆき……18人の作家の創作の秘密に、「犯罪」のキーワードから迫る、迫真の文学評論。