- 蔦屋
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167922849
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[BOOKデータベースより]
引退を決意した地本問屋・丸屋小兵衛の元を一人の若い男が訪れ、「一緒に世間をひっくり返しましょう」と、破天荒な申し出をする。彼こそが、飛ぶ鳥を落とす勢いの版元・蔦屋重三郎だった。気鋭の戯作者や絵師を起用し、常に新しいものを追い求めるが、時代の流れは予期せぬ方向へ―。蔦屋の波瀾万丈人生を描く傑作歴史長編!
[日販商品データベースより]2025年、NHK大河ドラマは「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。
その主人公である江戸の出版プロデューサー・蔦屋重三郎の波瀾万丈人生を描く、傑作歴史長編小説!
寄る年波には勝てず、店仕舞いしようとしていた地本問屋・丸屋小兵衛のもとを、才気迸る若い男が訪ねてくる。この店に毎年二十両払うから、雇われ人となって自分を手伝ってほしい、という申し出に面食らう小兵衛。
「一緒にやりませんか。もう一度この世間をひっくり返しましょうよ」
その男こそ、吉原随一の本屋、飛ぶ鳥を落とす勢いの蔦屋重三郎だった――。
飲むときはとことん飲み、遊ぶときはとことん遊ぶ。商売の波に軽々と乗り、つねに新しいものを作りたい、と意気込む重三郎。重三郎の周りには、太田南畝、朋誠堂喜三二、山東京伝、恋川春町ら売れっ子戯作者や狂歌師が出入りするが、腐れ縁の絵師・喜多川歌麿には、特別な感情をもっている。
やがて松平定信による文武奨励政治が始まると、時代の流れは予期せぬ方向へ――。
蔦屋重三郎の型破りの半生を、父親ほども年が離れた小兵衛を通して描く。最強バディが江戸の街を闊歩する、極上エンターテインメント小説。
単行本を大幅に改稿し、著者によるあとがき「文庫化までの長い言い訳」を特別収録。