- 生活安全課防犯係 喫茶ひまわり
-
- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094073966
[BOOKデータベースより]
「苦しみを抱えた人たちを救いたい。事件が起きる前に」今にも過ちを犯しそうな人に声をかけては、犯罪を未然に防ぐ、昭嶋署生活安全課に勤務する森山尚美。「警察の出番は事件が起きてから」とグチりながらも、相棒を務める久住達樹。ふたりはいつも、心に悪魔が入り込んでしまった人を“喫茶ひまわり”へ連れて行く。なぜならマスターの作る、懐かしくて頬が落ちそうな料理は、食べた人の凍った心を解かすから。大切な誰かのために罪を犯そうとする人々に、おせっかいな警察官コンビと絶品料理が奇跡を起こす。涙が滲み、胸にほのかな灯りがともるミステリ。
[日販商品データベースより]ハートフルな捜査で美味しく事件解決!
昭嶋署の生活安全課に勤務する森山尚美は、おせっかい焼き。
街中で道を踏みはずしそうな人を掴まえては、強引に〈喫茶ひまわり〉に連れて行く。
そんな先輩に振り回される相棒の久住達樹は、「警察の出番は事件が起きてから」と、いつもグチってばかり。
しかし尚美は、おせっかいをやめようとはしない。
苦い過去が、犯罪を未然に防げと、ささやくから。
とはいえ、普段は気が優しくても、悲しみや辛さに追い込まれて、心に悪魔が入り込んでしまっている人を正気に返らせるのは、簡単じゃない。
でも、この〈喫茶ひまわり〉には、素敵な魔法――そう、頬が落ちるほどの料理がある!
マスターの作る美味しい料理は、なぜだか懐かしい味がして、食べた人の凍った心をとかすのだ。
そして、お腹いっぱいになると、誰もがみんな、不思議と悩みを告白してしまう。
あとは尚美のおせっかいにスイッチが入れば、事件(?)は無事に解決。
なぜなら、〈喫茶ひまわり〉は、闇に堕ちかかっている人にとって、奇跡の場所だから。
尚美や達樹、そして只者ではないマスターたちが、事件になる前に事件を解決する、ハートウォーミングな物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
2023年に、人情時代小説「名残の飯」シリーズで、第12回日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞を受賞した実力派作家が描く、初の警察小説です。警察小説といっても、美味しい料理がたくさん登場する、愛に満ち溢れた素敵な物語ですので、肩の力を抜いてお楽しみください。
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