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白土三平、つげ義春、吾妻ひでお、諸星大二郎 光文社新書 1329
光文社 長山靖生
点
4人の漫画家、白土三平、つげ義春、吾妻ひでお、諸星大二郎。いずれも個性的な作品を描き続け、今も熱狂的なファンを持つ。あらゆる表現ジャンルと同様、最尖鋭の表現は、必ずしも売れる作品とはならず、マニアックなものにとどまるケースも多い。だが時代を経ても色あせない「漫画のカリスマ」ともいうべき表現者たちは、後続の漫画家(志望者)たちを惹きつけ、畏敬され、その遺伝子が次世代のポピュラーな表現を形作っていく。全共闘・全学連世代の青年層に支持され思想的な影響力を持った白土やつげが活躍した漫画雑誌は『ガロ』。一方、トキワ荘グループの一世代後の吾妻や諸星は、雑誌『COM』周辺から世に出、’70〜’80年代の若者に支持され、今日のオタク文化の主体を形作った。彼らはどんな方法で時代を掴み取り、本質を抉る表現に到達したのか。その作品はどう社会を動かし、変えたのか。4人の作品と生涯を通し昭和戦後から現在に至る日本の精神史を読み解く。
第1章 白土三平―革命願望と権力の神話(圧倒的な死のリアル―白土三平の出自と原点;忍者と革命意識 ほか)第2章 つげ義春―実存と彷徨と猥雑と生活(つげ義春のリアリズムの原点―「不幸の貯金箱」;少年時代を投影した作品「やもり」「大場電気鍍金工業所」「少年」 ほか)第3章 吾妻ひでお―リアルと幻想に境界はあるのか(昭和二四年生まれ、「おたく的心性」の最初の表現者;北海道の野山で育ち、複雑な家族関係 ほか)第4章 諸星大二郎―夢の侵犯、神話の復讐(社会現実への拒否、神話や伝説への投身;不安の視座、静謐なルサンチマン ほか)第5章 エンタメでの自己表現の困難と、未来の漫画(カリスマとはどのような存在か、四人はなぜカリスマなのか;カリスマを支えた人々―編集者、評論家、マニア ほか)
本書で取り上げる4人の漫画家、白土三平、つげ義春、吾妻ひでお、諸星大二郎。いずれも個性的な作品を描き続け、今も熱狂的なファンを持つ。何より後続の漫画家(志望者)を惹きつけ、畏敬され、その遺伝子が次世代のポピュラーな表現を形作ってきた。彼らはどんな方法で時代を掴み取り、本質を抉る表現に到達したのか。その作品はどう社会を動かし、変えたのか。作品と生涯を通し昭和戦後から現在に至る日本の精神史を読み解く。
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[BOOKデータベースより]
4人の漫画家、白土三平、つげ義春、吾妻ひでお、諸星大二郎。いずれも個性的な作品を描き続け、今も熱狂的なファンを持つ。あらゆる表現ジャンルと同様、最尖鋭の表現は、必ずしも売れる作品とはならず、マニアックなものにとどまるケースも多い。だが時代を経ても色あせない「漫画のカリスマ」ともいうべき表現者たちは、後続の漫画家(志望者)たちを惹きつけ、畏敬され、その遺伝子が次世代のポピュラーな表現を形作っていく。全共闘・全学連世代の青年層に支持され思想的な影響力を持った白土やつげが活躍した漫画雑誌は『ガロ』。一方、トキワ荘グループの一世代後の吾妻や諸星は、雑誌『COM』周辺から世に出、’70〜’80年代の若者に支持され、今日のオタク文化の主体を形作った。彼らはどんな方法で時代を掴み取り、本質を抉る表現に到達したのか。その作品はどう社会を動かし、変えたのか。4人の作品と生涯を通し昭和戦後から現在に至る日本の精神史を読み解く。
第1章 白土三平―革命願望と権力の神話(圧倒的な死のリアル―白土三平の出自と原点;忍者と革命意識 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 つげ義春―実存と彷徨と猥雑と生活(つげ義春のリアリズムの原点―「不幸の貯金箱」;少年時代を投影した作品「やもり」「大場電気鍍金工業所」「少年」 ほか)
第3章 吾妻ひでお―リアルと幻想に境界はあるのか(昭和二四年生まれ、「おたく的心性」の最初の表現者;北海道の野山で育ち、複雑な家族関係 ほか)
第4章 諸星大二郎―夢の侵犯、神話の復讐(社会現実への拒否、神話や伝説への投身;不安の視座、静謐なルサンチマン ほか)
第5章 エンタメでの自己表現の困難と、未来の漫画(カリスマとはどのような存在か、四人はなぜカリスマなのか;カリスマを支えた人々―編集者、評論家、マニア ほか)
本書で取り上げる4人の漫画家、白土三平、つげ義春、吾妻ひでお、諸星大二郎。いずれも個性的な作品を描き続け、今も熱狂的なファンを持つ。何より後続の漫画家(志望者)を惹きつけ、畏敬され、その遺伝子が次世代のポピュラーな表現を形作ってきた。彼らはどんな方法で時代を掴み取り、本質を抉る表現に到達したのか。その作品はどう社会を動かし、変えたのか。作品と生涯を通し昭和戦後から現在に至る日本の精神史を読み解く。