この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本霊異記の世界 増補
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年08月発売】
- 平治物語
-
価格:2,233円(本体2,030円+税)
【2019年09月発売】
- 春雨物語
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2012年04月発売】
- 日本書紀の謎を解く
-
価格:924円(本体840円+税)
【1999年10月発売】
- 口語訳古事記 神代篇
-
価格:781円(本体710円+税)
【2006年12月発売】
[BOOKデータベースより]
暴れまわる一つ目入道、手の生えた蝙蝠、大蟹の化物、飛びまわる桶・大釜・諸道具、庭を転げまわる巨大な鞠、降りそそぐ石礫、現れては消える踊り子たち…。次から次へと襲いかかる妖怪変化に翻弄される武家屋敷の人々。やがて邪神に憑依された女の託宣で屋敷は狂騒状態に。怪異の原因を突き止めて退治するまでを描いた『丹後変化物語』の名場面を現代語訳。重要な部分は原文に注と解説を付けて掲載し、知る人ぞ知る江戸時代初期の奇書の全体像を紹介。本書は『丹後変化物語』を中心に、日本各地に伝わる化物屋敷譚の紹介や解説を収録し、江戸怪談の典型の一つである化物屋敷へ読者を招く。
第1章 『丹後変化物語』(『丹後変化物語』抄;解題『丹後変化物語』と“変化物語”について)
第2章 化物屋敷のウチとソト―『丹後変化物語』と『稲生物怪録』(『丹後変化物語』の概要;『丹後変化物語』を読む;『稲生物怪談録』の怪異;本木村の化物騒動;化物屋敷のウチとソト)
第3章 化物屋敷譚―『曾呂里物語』より(家に出る女の話(巻第2「おんねんふかき物の魂まよひありく事」);化物屋敷にいってみた(巻第4「御池町のばけ物之事」);陸奥国の事故物件(巻第四「おそろしくあひなき事」))
第4章 化け猫屋敷(狐の屋敷、猫の屋敷;化け猫屋敷と「お家騒動」;「お家騒動」なき化け猫屋敷;袖ヶ崎屋敷の化け猫騒動;小田原の化け猫屋敷)
第5章 江戸の化物屋敷(『耳袋』の化物屋敷;座敷に一つ目小僧;池袋の女は池袋の話ではない)