膨張宇宙の発見

ハッブルの影に消えた天文学者たち
Ｔｈｅ　ｄａｙ　ｗｅ　ｆｏｕｎｄ　ｔｈｅ　ｕｎｉｖｅｒｓｅ．

地人書館
マーシャ・バトゥーシャク　長沢工　永山淳子　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2011年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784805208366

内容情報

[BOOKデータベースより]

２０世紀初め、巨大望遠鏡と天体物理学という新たな手段によって、ヨーロッパに追いつき、追い越していくアメリカ天文学の舞台に現れた登場人物たちは、みな個性的で魅力的だった。ハッブルだけが宇宙膨張の発見者として知られているが、なぜ他の天文学者は英雄になれなかったのか。

初めの一歩（小さな科学の共和国；驚くべき数の星雲；真実以上に強く　ほか）
探検（帝国の建設者；太陽系は中心から外れ、人類もまた結果的にそうなった；確かに彼は、四次元世界の人のようだ！　ほか）
発見（空全体に無数の世界がちりばめられ；２．５メートル望遠鏡をうまく使っているね；計算は正しいが、物理的な見方は論外です　ほか）

[日販商品データベースより]

ハッブルだけが宇宙膨張の発見者として知られているが、なぜ彼だけが有名なのか。ジェームズ・キーラー、ヒーバー・カーティスといった、膨張宇宙の発見に関わった天文学者らの人となりを生き生きと描く。