近現代日本の警察と国家・地域

日本評論社
大日方純夫　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2024年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784535587885

内容情報

[BOOKデータベースより]

末端の警察官が残した自筆の資料の究明も織り込み、近現代日本の警察の実相を明らかにした著者渾身の警察史研究。

序論　警察史の射程と視圏
近代日本における警察―その軌跡
第１部　近代日本における地域警察（地域社会のなかの警察―駐在巡査の書類から；東京における警視庁の地域支配―日露戦後を中心に；警察行政と社会運動―鈴木良『水平社創立の研究』を素材に；「特高」とは何か―井形正寿『「特高」経験者として伝えたいこと』を読む）
第２部　戦中から戦後へ―警察官の「日記」を読む（ある警察官の戦中―綱川警部補の「参考簿」；警視庁巣鴨警察署巡査の警察手帳）
総括と展望―現代日本の警察へ

[日販商品データベースより]

近代における誕生から現代までの日本の警察の本質を、国家・地域との関係に重点をおいて明らかにする、日本警察史の決定版。