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[BOOKデータベースより]
恋愛ばかりがそれほど重要なのでしょうか?古典文学には、現代のセクシュアリティとアイデンティティの限界を乗り越えるヒントがある!
第1章 仕事で恋愛をすること―現代におけるセクシュアリティとアイデンティティ
[日販商品データベースより]第2章 心と体で分けられた自己―『源氏物語』のアイデンティティ
第3章 融合する身体―宇治十帖のアイデンティティ1
第4章 浮舟の変身―宇治十帖のアイデンティティ2
第5章 セクシュアリティを自認しない世界―『源氏物語』のセクシュアリティ
第6章 作者と作品を結びつけること―紫式部のセクシュアリティ
華々しい恋愛物語だけが『源氏物語』じゃない!!!
光源氏の妻でありながら、恋愛に消極的なことから「幼い」「空虚」な人物とされてきた女三の宮。しかし、アセクシュアル・アロマンティックなど様々な性のあり方があることからも分かるように、恋愛しないことが未熟や空虚であるということを意味しません。
現在でも、恋愛してないとプライヴェートが充実していないと見なされたり、恋愛から人間の内面を読み解こうとしたり、恋愛中心の人間観がいまだに浸透しています。
ヘテロセクシュアルの男女を前提とする近代の価値観を相対化し、『源氏物語』『紫式部日記』などの古典文学に加え、現代のドラマや漫画を読み直すことで、現代に生きる人々のセクシュアリティやアイデンティティ、仕事とプライヴェートの境界、家族・結婚や親密圏のあり方などの問題を解きほぐしていきます。
装幀:高木達樹 装画:カシワイ