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[日販商品データベースより]
「自然哲学」にはプラトン・アリストテレスに端を発し,ニュートン,カント,シェリング,ヘーゲルを経てドゥルーズへと連なる系譜がある。ことにシェリング自然哲学に対する関心の低い状況が続いていた。しかし,イアン・ハミルトン・グラントによる刺激的で挑発的な『シェリング以後の自然哲学』(2006)の刊行を機に,シェリング自然哲学への関心が高まっている。
本書前半(第1〓3章)では,まず,シェリングの最初期の『ティマイオス注解』による思想形成から,『自然哲学諸考案』,『世界霊』に至る1794〓98年の諸著作を概観し,プラトン研究とライプニッツ思想の接続についてと,カントの自然哲学との対決を通して形成されるシェリング自然哲学を考察する。次にシェリング自然哲学にとって根本的な「力動」概念を歴史に即して探求する。さらに「自然学とは何か」を提示し,自然哲学と近代科学・現代科学とを対比・検討することにより,そのアクチュアリティー論を展開する。
本書後半(第4,5章)では,「シェリング自然哲学を再構成すること」を主張するグラント説の内容を解説し,さらに彼によるシェリング解釈の問題点を詳細に検討する。
本書はシェリング自然哲学と近代科学研究に長年携わってきた著者による提言の書である。