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[BOOKデータベースより]
もし歴史がほんのわずかでも違う形で展開していたならば、絶滅における最悪の状態を脱したとしても、進化の末に私たち人間が誕生することはなく、爬虫類の鋭い爪が牛耳る世界で生きる哺乳類は、比較的小さい体のまま、フンフンと辺りを嗅ぎまわるだけの存在になっていたことだろう。この壮大な物語は恐竜たちの苦難だけで終わるものではない。私は、滅亡する恐竜たちの陰に隠れて生き残った目立たない生物たちと、そんな彼らがのちに繁栄する様子にも焦点を当ててみたかったのだ。
序章
[日販商品データベースより]第1章 衝突前―いまから六六〇四万三〇〇〇年前
第2章 衝突
第3章 衝突から一時間後
第4章 衝突から一日後
第5章 衝突から一か月後
第6章 衝突から一年後
第7章 衝突から一〇〇年後
第8章 衝突から一〇〇〇年後
第9章 衝突から一〇万年後
第10章 衝突から一〇〇万年後
結論 小惑星衝突から六六〇四万三〇〇〇年後
付録 科学的背景について
6600万年前のモンタナのヘルクリーク、晴れた日の午後。森の端ではトリケラトプスが歩き回り、ティラノサウルスは巨体を揺らしながら獲物を探している。その数時間後、小惑星が地球に衝突し、風景を一変させることになるなどと、誰が予測できただろうか。この災禍は、既知の種の半分以上を消し去ったが、それまでの1億年間閉ざされていた進化の機会を得る重要なものでもあった。衝突から1日後、1年後、1000年後、100万年後に起きた生命の歩みを、目の前で観察しているかのごとく語る、ナラティブ・ノンフィクションの傑作。