二一世紀の平和憲法

改憲論批判と平和・人権保障の展望

法律文化社
憲法研究所　上田勝美　出原政雄　宇野義規　大竹秀樹　

• 価格: 7,920円（本体7,200円＋税）
• 発行年月: 2024年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784589043498

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　改憲論をめぐる諸問題（憲法九条改憲論の諸相；緊急事態条項挿入の改憲論；教育の充実・無償化と憲法改正）
２　平和憲法の思想的源流（近代日本の非戦・軍備全廃論；憲法九条と幣原喜重郎の平和思想；田畑忍の非武装永世中立論）
３　安全保障をめぐる諸問題（日本国憲法に逆行する国家安全保障戦略―経済にまで拡大する安全保障政策；米・中対立と「台湾有事」と九条解釈　ほか）
４　人権をめぐる諸問題（婚姻前の氏を続称する権利―婚氏・縁氏との比較から考える；女性の政治参加　ほか）
５　統治制度をめぐる諸問題（国会と内閣に関する憲法問題；違憲審査制と憲法裁判所導入論；地方分権と道州制の問題）