- 佐藤一斎とその時代
-
ぺりかん社
中村安宏
- 価格
- 6,930円(本体6,300円+税)
- 発行年月
- 2024年08月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784831516718

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[BOOKデータベースより]
佐藤一斎の思想についての初めての本格的研究。―幕府の儒者として、大名から勤王の志士にいたるまで、幕末思想界に多大なる影響を与えた佐藤一斎(1772‐1859)。「言志四録」の稿本研究や経典注釈書の分析を通じて、一斎の思想的変遷を究明するとともに、同時代の思想状況との照応関係を鮮やかに描き出す。高名でありながらその没後から現在まで、時代による価値観の推移から理解を妨げられてきた佐藤一斎が、ようやくその姿を現す…。
1 青年期の思想(寛政期における佐藤一斎の思想形成)
[日販商品データベースより]2 林家塾長期の思想(『言志録』と『言志後録』の思想―稿本研究を中心に;朱陸王同宗論の形成と「公平之心」―欄外書を中心に;佐藤一斎と後期水戸学―『弘道館記』の成立過程;佐藤一斎の「天」―本居宣長以降の超越者観念)
3 幕府儒者期の思想(『言志晩録』と『言志耋録』の思想―稿本研究を中心に)
4 一斎の思想の継承者(大橋訥庵の「転向」;河田迪斎の思想的位置)
補録1 佐藤一斎年譜稿
補録2 佐藤一斎の講釈用『大学』書入
付録 「言志四録」筆削過程表
多くの人材を育てた幕末の大儒学者・佐藤一斎(1772-1859)に関する初の本格的研究書。幕府直轄の公的学問所・昌平黌の教授を勤めた一斎に直接師事した学者には渡辺崋山・佐久間象山・山田方谷・横井小楠・中村正直らがおり、さらに西郷隆盛・植木枝盛・新渡戸稲造らも私淑している。主著である「言志四録」の分析を基に、その功績と思想的変遷をたどる。