- 世阿弥最後の花
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2024年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309421292
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[BOOKデータベースより]
「花なる美は、十万世界を変えましょう」永享六年(一四三四年)五月、幽玄の美で室町の世を瞠目させた一人の男が流罪となった。世阿弥元清、七十二歳。咎なくしてなぜ、遠く佐渡へと流されたのか?そして彼の地でどう生き、何を見つけたのか?最晩年に到達した至高の舞と、秘められた「まことの花」とは―。波乱の晩年、その謎と真実に迫る奇蹟の物語。
[日販商品データベースより][内容紹介 詳細]
舞台は世阿弥最後の地・佐渡島。
単行本刊行時、各メディアで話題となった奇蹟の物語が待望の文庫化!
「花なる美は、十万世界を変えましょう」――永享6年 (1434)5月、幽玄の美で室町の世を瞠目させた一人の男が流罪となった。 世阿弥元清、72歳。咎なくしてなぜ、遠く佐渡へと流されたのか? そして彼の地でどう生き、何を見つけたのか? 最晩年に到達した至高の舞と、秘められた「まことの花」とは……。波乱の晩年、その謎と真実に迫る奇蹟の物語。
[推薦文]
●文庫本版
佐渡という鄙(ひな)の地で、作家の直感と想像力は、父と子の無情と愛の物語を創り出す。現代小説が生む幽玄の世界がここにある。
――富岡幸一郎(文芸評論家)
●単行本版
物語と批評が幽玄≠フ中で一つになる。世阿弥のみが実現し得た世界だが、藤沢周氏は、小説の機能を能う限り駆使して、その再創造に成功した。結末には、ギリシャ悲劇に匹敵するカタルシスが待っている。
――辻原登(作家)