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[BOOKデータベースより]
「市民社会派」と廣松渉の哲学を踏まえつつ、日本近代の労働者に実証史家としてへばりつこうとした東條由紀彦、「学力低下論争」にはるか先駆け、教育社会学におけるポストモダンの栄光と悲惨を一身に体現した森重雄、職業教育研究という「辺境」に隠れていた、実務家の皮をかぶった預言者佐々木輝雄―戦後社会科学の死に水をとろうとするかのごとき異貌の三人を振り返りつつ、停滞する日本経済の分析も加えて、新しい市民社会論と未来の社会科学を展望する野心作。
第1部 東條由紀彦の市民社会論の検討―「近代から現代へ」再考(はじめに―段階論という思考;市民社会の歴史家東條由紀彦;近代観の転換;中西洋の擬装された市民社会論;東條における「近代から現代へ」;疎外論再考;労働力というフィクション;「近代から現代へ」再考;「公共性の構造転換」再考)
[日販商品データベースより]第2部 斜めから見る「日本のポストモダン教育学」・改(はじめに;森重雄―「批判的教育社会学」の退却;佐々木輝雄―職業教育という辺境から;教育のポストモダンとは?;世紀転換期日本の教育と労働市場をめぐる議論状況)
社会主義圏は崩壊し、資本主義だけが残った。革命は来ず、新自由主義が興った。もはやマルクス主義が提示する歴史図式はそのままでは受け取れないが、その洞察は現在どこまで有効なのか。段階論としての現代社会論を総括、未来の社会科学の展望を開く野心作。