- 秘密資料で読み解く 激動の韓国政治史
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2024年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087213249
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【2021年05月発売】
[BOOKデータベースより]
盧武鉉政権時代の二〇〇四年、軍事独裁政権下で起こった不可解な事件を調査する「国家情報院過去事件真実糾明発展委員会(真実委)」が設置され、情報部(KCIA)の秘密資料や当時の関係者のヒアリングなどから、金大中拉致事件、大韓航空機爆破事件などに政府がどう関わっていたか、その真相が明らかになった。この資料に加え、文献・史実、さらには著者自身が金泳三、金大中と直に交流した実体験も交えながら、朴正煕大統領暗殺事件、光州事件、ラングーン事件、東亜日報記者拷問事件…など、民主化を勝ち取るまでの激動の韓国現代政治史を、表と裏から振り返る。
第1章 朴正煕軍事独裁政権の終焉(金大中拉致事件と日本政府の対応;朴正煕大統領狙撃事件(文世光事件);朴正煕大統領暗殺事件;永遠のライバル 朴正煕と金大中)
[日販商品データベースより]第2章 全斗煥新軍部政権の登場(新軍部がクーデターにより政権を掌握;光州市民の民主化運動;ビルマ訪問とラングーン事件;全斗煥政権の強権政治と民主化運動;民主化を促進させた全斗煥の強権政治)
第3章 軍政延長の盧泰愚政権―民政への移行期(軍政維持と民主化推進の狭間;ソウルオリンピックの開催成功;盧泰愚政権の内政と外交;軍政から民政への橋渡し役)
第4章 軍政から民政への政権交代(金泳三による「文民政府」誕生;与野党の政権交代―金大中による「国民の政府」)
終章 新しい日韓関係の構築をめざして
盧武鉉政権時代の2004年、軍事独裁政権下で起こった不可解な事件を調査する「国家情報院過去事件真実糾明発展委員会(真実委)」が設置され、情報部(KCIA)の秘密資料の調査や、当時の関係者へのヒアリングなどから、金大中拉致事件、大韓航空機爆破事件などに政府がどう関わっていたか、その真相が明らかになった。
この資料に加え、文献・史実、さらには著者自身が金泳三、金大中と直に交流した実体験も交えながら、朴正煕大統領暗殺事件、光州事件、ラングーン事件、東亜日報記者拷問事件…など、民主化を勝ち取るまでの激動の韓国現代政治史を、表と裏から振り返る。
映画『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』のもとになった現実は、かくも凄まじいものだった!
1939年、韓国生まれ。
早稲田大学大学院政治学研究科修了、英国シェフィールド大学Ph.D.、大東文化大学名誉教授、NPO法人東アジア政経アカデミー代表などを歴任。
著書に『アジア人物史』第11巻世界戦争の惨禍を越えて(共著・集英社)『「利他」に捧げた人生―ある在日実業家の生涯』(明石書店)、翻訳書に『ある北朝鮮テロリストの生と死 証言・ラングーン事件』(羅鍾一・集英社新書)など。