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[BOOKデータベースより]
再注目の「金丸5億円事件」が現代に問うもの。政治とカネをめぐる腐敗は日本システムに根付いた業病だ。放置すれば、ますますこの国は活力を失う。どうすればいいのか。先例がある。金融市場の監視システムがそれである。
序章 自民党「裏金」事件摘発の原点は金丸闇献金事件
[日販商品データベースより]第1章 5億円闇献金 先行自白のなぞ
第2章 「政官財・暴」癒着摘発に照準
第3章 政界ルート捜査の困難
第4章 取り調べ抜き上申書で罰金決着
第5章 逆風―厭戦気分と捜査モデルの限界
第6章 5億円使途の「アリバイ捜査」
第7章 金丸脱税摘発で検察復活
終章 証取委型の新たな政治腐敗監視システムを
久々に東京地検特捜部の本格的な動きが注目された自民党安倍派の裏金キックバック事件。しかし、立件されたのは陣笠議員3人だけ。安倍派の幹部たちは逃げ切ろうとしている。なぜ安倍派5人衆は捕まらないのか。
かつて日本中を騒がせた「政界のドン」金丸信元副総裁の闇献金事件をいま一度掘り起こすことで、古くて新しいテーマ「政治とカネ」の生々しい舞台裏と捜査の限界を、検察取材の第一人者である元朝日新聞記者が鋭く描き出す。
まさにタイムリーな全国の有権者必読の一冊!
検察捜査と報道が政権を揺るがしている自民党派閥のパーティ券裏金事件。国民を裏切りながら自浄作用が働かない政治。真相解明を国民から期待されながら派閥幹部の容疑を詰めきれない検察。国民の不満と幻滅は募る一方だ。どうしたら、この「負の構造」を解消できるのか。そのヒントになるのが、検察が初めて本格的に政治資金規正法を使って政治とカネの闇に切り込み、同様に政変につながった金丸事件である。改めて32年前の事件に光を当てる。
5億円もの闇献金を受けながら罰金20万円で終わった金丸事件では猛烈な検察批判が巻き起こり、東京地検特捜部は最大の危機に追いつめられた。その顛末を、東急電鉄株事件、皇民党事件、金丸脱税事件を織り込みながら、捜査記録と証言でつづる。
金丸事件から今回の派閥裏金事件にいたる間の制度の転換と政治資金事件史に触れ、新たな政治資金監視システムを提言する終章はとくにインパクト大。