- いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経
-
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2024年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022651587
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[BOOKデータベースより]
エッセイ+お経+現代語訳。母と父、夫の死を見届けて独り。犬を連れ荒野や海辺を歩きながら「生きる」「死ぬる」の思索を重ね、仏典を読む日々。森羅万象と生老病死に向き合うなかで生きる力がおのずと湧いてくる。詩のように読み解かれたお経、それに響きあう魂のエッセイ。
開経偈「今、出遭いました」
[日販商品データベースより]三帰依文「仏教に出遭えたミラクル」
三宝礼「みをかがめます」
般若心経「完成に向かって」
二河白道「河を渡る」
源信の白骨観「ホラホラ、これがおれの骨だ」
九相詩「死体のあと」
源氏物語表白「紫式部の往生」
風信帖「一通の手紙、空海から最澄へ」
法華経薬草喩品偈「大きな木や小さな木」
阿弥陀経「浄土とはこんなところです」
四誓偈「四つの誓い」
本誓偈「ただおこなえ」
聞名得益偈「みんないける」
法華経従地涌出品偈(部分)「涌き出したボサツたち」
法華経方便品(部分)「なぜ仏は世にあらわれたか」
法華経如来寿量品偈(自我偈)「私が目ざめてからこのかた」
一切精霊偈「一切のたましいは」
発願文「ねがっています」
摂益文「み名をよぶ」
仏遺教経「最後のおはなし」
総回向偈「あまねくひとしく」
総願偈「あるいてゆきます」
つまずく日々に出あった、生きるよすがとしてのお経。生老病死について、日々考えてきたこと――文庫化にあたり、「老犬とわたし」を収録。母と父、夫の死を見届けて独り。犬を連れ荒野や海辺を歩きながら「生きる」「死ぬる」の思索を重ね、仏典を読む日々。森羅万象と生老病死に向き合うなかで生きる力がおのずと湧いてくる。詩のように読み解かれたお経、それに響きあう魂のエッセイ。《解説・藤田一照》-------------------------------------------------------------------------寝たきりの母、独居する父。死に方がわからないかのように生きている親を見ていて考えた。「生きること死ぬこと」について、老い果てぬ前に準備をしたらいいのではないか。老いて死ぬ不安を、苦しみを、少しでも軽くする道はないか。遠いカリフォルニアから通いつつ看取りをつづけるうちに、娘はお経に出会った。そして今、両親と夫の死を見届けて、誰もいなくなった荒れ地や海辺を、犬と歩く。日没を見て、月の出を見て、小さな生き物の生きざまを見る。雨を見て、風を見て、地震を見る。自然のめぐりと生きることと死ぬことが重なっていく。【目次より(抜粋)】父と母とお経とわたし開経偈「今、出遭いました」般若心経「完成に向かって」源氏物語表白「紫式部の往生」法華経薬草喩品偈「大きな木や小さな木」 阿弥陀経「浄土とはこんなところです」法華経如来寿量品偈(自我偈) 「私が目ざめてからこのかた」一切精霊偈「一切のたましいは」発願文「ねがっています」仏遺教経「最後のおはなし」死んでいく人老犬とわたし――文庫版あとがきにかえて など【書評・メディア情報】2021年■NHKEテレ「こころの時代」「わたしの言葉で語るお経」(11月14日)■NHKラジオ第1「飛ぶ教室(パーソナリティ・高橋源一郎氏)」「秘密の本棚」、著者出演(11月26日)■熊本日日新聞(11月26日)/著者インタビュー■読売新聞夕刊(12月4日)/著者インタビュー■熊本日日新聞(12月19日)/書評(藤田一照氏・曹洞宗僧侶)■ゆうゆう 2022年2月号 (21年12月27日発売) /著者インタビュー■信濃毎日新聞(12月29日)/新著紹介(共同通信配信) 共同通信配信 他に10紙2022年■朝日新聞夕刊(1月12日)/著者インタビュー■NHKラジオ深夜便「真夜中の本屋さん」(1月31日)/日本文学研究者、ロバート・キャンベル氏による紹介■週刊朝日(2月4日)/著者インタビュー■西日本新聞(2月12日)/著者インタビュー■『みんなの介護』「くらたまのいまの会いたい手帳」(2月25日)/漫画家・倉田真由美さんによる著者インタビューhttps://www.minnanokaigo.com/news/kuratama/no42/■読売新聞(2月27日)/書評(梅内美華子氏・歌人)■サンデー毎日 連載コラム「これはアレだな」「ぼくらの仏教なんだぜ」(3月6日)/高橋源一郎氏による紹介■BOOKウオッチ(3月8日)/著者インタビューht