- 平戸の島々はなぜ宗教が多彩なのか
-
島の地域誌
シリーズ日本の地域誌
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2024年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784772261265
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 会津という神話
-
価格:7,150円(本体6,500円+税)
【2010年03月発売】
- 講談で知る宮城の人物
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2021年12月発売】
- 「大京都」の誕生
-
価格:8,250円(本体7,500円+税)
【2018年02月発売】
- 源頼朝に挑んだ秋田人 大河兼任
-
価格:1,485円(本体1,350円+税)
【2024年10月発売】
[BOOKデータベースより]
第1章 北部地域―城下町とキリスト教(ヨーロッパからの布教;古地図のなかの平戸;海外との交易と大小の港;特異な平戸城下町;近代のカトリック移住;宗教を選ぶ決断―油水と田助在)
[日販商品データベースより]第2章 南部地域―在来信仰と農村集落(古代からの要地―志々伎山;中世の北部勢力への統合;在来信仰の多彩な宗教者;近世平戸藩の行政と集落;農村社会の宗教―野子と大志々伎)
第3章 中部西岸地域―キリシタンの記憶(戦国期のキリスト教布教;キリシタンの里―根獅子;信仰組織と藩の監視;オラショと山への崇拝―安満岳;集落景観と信仰の場所―飯良)
第4章 中部東岸地域―カトリックの定着(幕末から維新への再布教;海を越えた移住―外海と五島;移住を支えた生業と食文化;海を舞台とした経済活動;宗教を棲み分けた社会―宝亀;カトリックの人々の暮らし)
「キリシタンの島」として知られる長崎県平戸島。実際には、多様な信仰が存在している。
キリスト教は二系統ある。一つは16世紀後半のイエズス会の布教によるキリシタン信仰、もう一つは19世紀後半以降のパリ外国宣教会の再布教によるカトリック信仰。これに神道や仏教を含む在来信仰が同居し、島の東西南北で個性ある地域を育んだ。
そこに島ゆえの特徴がみられる。平戸島の宗教と地域性を読み解くことで、島の多様性の理解に迫る。