- ネパールとブータンにおける仏教とソーシャルワーク
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784762033315
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[BOOKデータベースより]
「仏教ソーシャルワークの探求」に焦点を当てた当研究シリーズは、淑徳大学アジア国際社会福祉研究所でコーディネートする国際共同研究プロジェクトの成果です。この研究は、文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の一環として2015年から2020年まで行われ、アジアの仏教国の寺院や仏教徒によるソーシャルワークの活動を明らかにすることを目的としてきました。対象の国と地域は、ブータン、カンボジア、中国、ラオス、モンゴル、ミャンマー、ネパール、韓国、スリランカ、台湾、タイ、そしてベトナムです。すべての対象地域では、現地のカウンターパートと手を組み、アジア各国の研究者と実践者と共に仏教ソーシャルワークの新たな研究基盤をつくることを願いながら、共同研究を進めてきました。本書は、アジアの仏教ソーシャルワークの全体像というモザイクの一コマに過ぎませんが、一国における仏教ソーシャルワークを明らかにしています。研究シリーズ全体は、仏教ソーシャルワークそのものの体系化を手助けするとともに、仏教ソーシャルワークの実践と理論を学界に紹介することを目指しています。
第1部 ネパール(ネパールの社会と文化;仏教ソーシャルワークの現状;ネパールの社会変革における上座部仏教の貢献;世界平和のための仏教ソーシャルワーク―仏教がメッタ・バーヴァーナの涵養を通して、平和な世界に貢献するためには、どうしたらよいか)
[日販商品データベースより]第2部 ブータン(ブータンの仏教とソーシャルワーク;ブータンにおける仏教ソーシャルワークの現状)
ネパールとブータンのそれぞれの国に焦点を当て、2部構成にて、
仏教ソーシャルワークを紹介していく。
対象国の社会、歴史、文化などの簡単な紹介を経て、
仏教と社会福祉制度の概要について確認した上で、
仏教ソーシャルワークの実践とこれらの基盤を成す思想について詳細に述べる。
仏教ソーシャルワークの旅の出発点と象徴でもあるネパールと、
仏教の教えと実践が日常生活に深く根付くブータン。
ヒマラヤの麓の仏教は、密教として位置付けられる
ヴァジュラヤーナ(金剛乗)の教えが主流となる特徴からこの2国を本書では紹介した。
【執筆者】
編著者:郷堀ヨゼフ、佐藤成道
著者:アチャリヤ・ラマ・カルマ・サンボ、チェリン・ドルジ、ヤンドン、デチェン・ドマ