- エリザベス2世
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- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2024年04月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784092700321
[BOOKデータベースより]
ほんとうは女王になるはずじゃなかったのに―!!公務優先で家族は置き去り、伝統にとらわれ国民の信頼を喪失…!彼女はいかにして“愛される女王”となったのか?
第1章 心やさしい女の子
第2章 女王と母のはざまで
第3章 家族のほころび
第4章 王室最大の危機
第5章 開かれた王室
イギリスで最も人気のある愛と信頼の女王
2022年9月、世界中から惜しまれつつ亡くなったイギリスの女王が、早くも学習まんがに登場!!
エリザベス2世は、約70年にもわたって君主の座にあった女王です。これはイギリス史上最長で、全世界の歴史でも、かつてのフランスのルイ14世(太陽王)についで2番目という大記録でした。
結果的に、多くの人びとから愛されたエリザベス2世。しかし、その人生は波乱万丈でした。たとえば……
・次期国王の”次男”の家に生まれたため、後継者ではなかった。
→先々代の国王(伯父)のスキャンダル、先代の国王(父)の急死により、25歳という若さで予期せぬ即位!
・4人の子宝に恵まれるも、公務が多忙すぎて子育てがうまくいかない。
→長男・チャールズはのちにダイアナと結婚。しかし、子どものころの経験が尾を引いて……?
・ダイアナの事故死への対応を誤り、国民から大きな批判を浴びる。
→失った信頼を取り戻すため、イギリス王室はついに変革のときを迎える――!!
彼女はいかにして、窮地を脱したのでしょうか?
この物語は、家族の絆と国民の信頼を取り戻すための、ひとりの女王の軌跡です。
【編集担当からのおすすめ情報】
イギリスの国王は、「イギリス連邦」とよばれるゆるやかな連合体を構成する国ぐにのうち、カナダやニュージーランドなど10か国以上の国王でもあるってご存知でしたか??
日本でも、イギリス王室の動静は、他の国の王室よりはるかに詳しく報道されていますよね。イギリス王室はそれだけ、世界のなかで大きな影響力をもっているのです。
そしてさらに、日本とイギリスの歴史も見逃せません。
日本史の授業で、「日英同盟」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。明治時代にロシアなどの脅威に対抗するため結ばれた同盟ですが、日本には同じ島国であるイギリスをお手本に、近代国家として発展してきた歴史があるのです。そのため、日本の皇室とイギリス王室の交流もさかんです。
本書を通じて、”遠くて身近な国”・イギリスの、偉大な女王の生涯をたどってみてはいかがでしょうか。
この本ではエリザベス2世の功績のことよりは、自分自身が成長している時の苦悩、家族の苦悩、そして結婚後の子育て、そして子供が結婚した後の子供達の苦悩が描かれているように感じます。
女王としての立場と行動の陰で、私達と同じように家族の事で悩み続けた女性の姿が感じられます。(hime59153さん 50代・三重県 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】