- 世界の富裕層は旅に何を求めているか
-
「体験」が拓くラグジュアリー観光
光文社新書 1309
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2024年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334102944
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[BOOKデータベースより]
ラグジュアリーツーリズム自体は、成長の見込める観光業として世界的に注目が高まっている。(中略)富裕層旅行の定義については、明確な線引きはないのだが、JNTO(日本政府観光局)では1人あたり1回に消費する旅行金額が100万円以上としている。市場規模としては、富裕層旅行者の多い国として、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリアの数字から試算している。これらの国々で海外旅行をしている人は年間に3億4100万人。そのうち100万円以上を消費する富裕層旅行者は約1%の340万人。全体の消費額は35・8兆円で、うち富裕層旅行者の消費額は4・7兆円。全体の約1%でしかない富裕層旅行者が、全体の13・1%を消費していることになる。この数字は、ラグジュアリーツーリズムが、オーバーツーリズムを回避しつつ観光産業を拡大していく切り札であることを物語っている。(「プロローグ」より)
プロローグ 「体験」を求めて旅をする富裕層
[日販商品データベースより]第1章 裸足のラグジュアリーの誕生
第2章 世界一のホテルになったサファリロッジの衝撃
第3章 「冒険」を好まない日本人
第4章 意識高い系ラグジュアリーの台頭
第5章 ラグジュアリーツーリズムは環境にやさしい
第6章 ローカリズムと地方創生
エピローグ 自分だけの世界で「本物」を「体験」する
オーバーツーリズムの観点や、地域への還元、環境への配慮などの面からも注目を集めつつある「ラグジュアリートラベル」。日本政府観光局の調査によると、旅行者数は全体の1%程度にも関わらず、消費額では全体の13%以上を富裕層が費やしており、いかに富裕層を取り込む「ラグジュアリートラベル」を充実させられるかは、日本の観光にとってより重要になりつつある。彼らが求める「体験」を自ら足を運んだ第一人者が解き明かす。