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[BOOKデータベースより]
本書は、「翻訳」を歴史的な事象の中でとらえ直していくことを目的とするものである。歴史学的に「翻訳」を考えるメリットは、歴史的な知見・研究史に照らして、翻訳を取り巻く長期的諸条件をより俯瞰的に見ていくことを可能にする点にあるといえるだろう。
序章 「翻訳」を歴史の中で考える
[日販商品データベースより]第1章 大西洋世界と翻訳をめぐるポリフォニー
第2章 フランス革命期翻訳政策再考―ブルターニュ地方の事例を中心に
第3章 プロイセン領ポーランドにおける翻訳の諸局面
第4章 一九世紀におけるウェールズとアイルランドの通訳と翻訳
第5章 帝国日本と多言語社会・台湾の狭間の通訳―唐通事の後裔・鉅鹿赫太郎における通訳の場
第6章 翻訳し合う社会は―ハプスブルク君主国世紀転換期のスラヴ語話者
第7章 「文化的翻訳」の場としての東プロイセン/マズーレン―「言語」と「民族的マイノリティ」の位相
終章 「文化の翻訳」をどう考えるべきか
本書は、「翻訳」を歴史的な事象の中でとらえ直していくことを目的とするものである。
歴史学的に「翻訳」を考えるメリットは、歴史的な知見・研究史に照らして、翻訳を取り巻く長期的諸条件をより俯瞰的に見ていくことを可能にする点にあるといえるだろう。
「私の意図はスペイン人歴史家たちに反論することではなく、彼らの手になる記録に注釈や解説を施すことであり、さらには、……スペイン人たちが、外国人であるがゆえに正しく理解できなかったインディオの言葉の通訳の役目を果たすことだからである。……」(インカ・ガルシラーソ『インカ皇統記』、読者への序言中の一節)