マキァヴェッリと宗教

社会形成に〈神〉は必要か

論創社
石黒盛久　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2024年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784846023829

内容情報

[BOOKデータベースより]

ルネサンス人・マキァヴェッリの政治思想の根底に秘匿された“隅の親石”としての宗教の機能とは？その宗教観と政治の起源を問う、マキァヴェッリ研究の最前線。

１　マキァヴェッリ思想における公民的心性の宗教的起源―１５世紀フィレンツェの政治文化を背景に
２　統治体・腐敗・回復―人間本性に関するマキァヴェッリの想定
３　マキァヴェッリと原始主義―マキァヴェッリにおける「始まり」の問題
４　『ディスコルシ』の農地法と紛争論―貴族‐平民間の抗争の位置づけを巡る考察
５　ミクロストリアという方法論は思想史研究に応用できるのか―ギンズブルグのマキァヴェッリ研究に対する批判的検討
６　マキァヴェッリからボテーロへ―『国家理性論』と１６世紀後半イタリア政治思想の特質
付録　ジョバンニ・ジョバンノ・ポンターノ『君主についてＤｅ　Ｐｒｉｎｃｉｐｅ』（１４９０）

[日販商品データベースより]

ルネサンス人・マキアヴェッリの政治思想の根底に秘匿された〈隅の親石〉としての宗教の機能とは？　その宗教観と政治の起源を問う、マキアヴェッリ研究の最前線。