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[BOOKデータベースより]
次世代への幕を開いた18世紀オペラ。イピゲネイアに代表されるギリシア古典の主題は啓蒙期のヨーロッパ各国でどのように受容され、その後の芸術にどのような変革をもたらしたのか。台本・音楽・上演などさまざまな側面からギリシア悲劇主題のオペラを検討し、その全体像を俯瞰する。
第1章 イピゲネイア主題の18世紀のオペラ台本―ローマ、ウィーン、ヴェネツィア、ロンドン、パリで上演された台本を例に
[日販商品データベースより]第2章 祝婚オペラとしての“シーロのアキッレ”
第3章 18世紀のベルリンにおけるギリシア悲劇を題材とするオペラ―C.H.グラウンの2つの“イフィゲニア”を例に
第4章 18世紀ロシア宮廷におけるオペラ・セーリア上演の実態―ギリシア悲劇を原作とした作品に注目して
第5章 ヘンデルのギリシア悲劇に基づくオペラ“オレステ”の上演をめぐって
第6章 グルック“オリドのイフィジェニー”と“トリドのイフィジェニー”―新たなトラジェディ・リリックの誕生
18世紀オペラへの入門書。イピゲネイアに代表されるギリシア古典の主題は啓蒙期ヨーロッパでどのように受容され、その後の芸術にどんな変革をもたらしたのか。台本・音楽・上演など様々な側面からギリシア悲劇主題のオペラを検討し、その全体像を俯瞰する。