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[BOOKデータベースより]
第1部では「知の構造」と題して、我々を取り巻く地域の実体を現す地理・環境を言語化することがいかに難しいかを、人間の知の構造から、知識・学問・科学の本質的考察を行った。第2部では地理を言語化した地誌を広域地誌の実例としてヨーロッパ、ブルターニュと日本に関して試み、その難しさを示した。第3部では、その地誌を地理学にいわば科学として育てる事例を、特に都市地理学を例として論ずる。
第1部 知の構造―言語は地理を表現できるか(言語と地理;歴史学と地理学;地理から地誌、地理学へ)
[日販商品データベースより]第2部 地誌―地理を言語表現する(例示的に)(ヨーロッパ―土地のたたずまいと農業;ブルターニュとその小さな農村;地政学のための日本地誌試論―外国人に向けて)
第3部 地理から地理学へ(都市地理学を例に)(中心地と都市の立地理論;大都市圏に併呑される地方都市;都市の内部構造論の深化;都市概念と市民)
日本の地理学とその可能性
地域の実体=「地理」を言語化して「地誌」を記述し、さらに理論化して「地理学」に深化させる。第1部では、地域の実体を表す「地理」はなぜ言語化することが難しいのかを《知の構造》から明らかにする。第2部では、ヨーロッパと日本を例に、「地理」を言語化して記述する「地誌」の試みを掲げる。第3部では、都市地理学を例に、「地誌」を理論化し科学としての「地理学」に深化させる過程を示すとともに、科学史における日本の地理学の特質をふまえ、新たな地理学の可能性を探る。