[BOOKデータベースより]
「『知的生命体』が宇宙にいるのは必然なのか」「なぜ生物は『美しい』と感じるのか」「記憶は死に対する部分的な勝利である」といったさまざまなテーマから、生命や芸術の本質に迫る対談集。ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏をはじめとする、芸術、科学、建築、仏教など各分野の第一人者と福岡伸一が自由自在に対話を展開する。新書化にあたり、歌手・俳優であり演劇のプロデューサーとしても活躍する小泉今日子氏との対談を新たに収録。
プロローグ―秩序は守られるために、たえまなく壊されなければならない
第1章 小泉今日子―アイドルのイメージから自由になったら世界が広がった
第2章 カズオ・イシグロ―記憶とは、死に対する部分的な勝利なのです
第3章 平野啓一郎―複数の「私」を生きる―分人主義とは?
第4章 佐藤勝彦―「知的生命体」が宇宙にいるのは必然か
第5章 玄侑宗久―無常の世では「揺らぐ」ことが強さである
第6章 ジャレド・ダイアモンド―未来の知は「昨日までの世界」に隠されている
第7章 隈研吾―建築にも新陳代謝する「細胞」が必要だ
第8章 鶴岡真弓―「ケルトの渦巻き」は、うごめく生命そのもの
第9章 千住博―「美しい」と感じるのは、生物にとって必要だから
綺羅星のような9名との至極の対話
文学、芸術、建築、芸能、宇宙物理学など、さまざまな分野の第一人者と、福岡ハカセが白熱対談!
歌手・俳優でありプロデューサーとしても活躍する小泉今日子氏とは、アイドルのイメージを壊すことについて会話がはずみ、ノーベル文学賞を受賞した作家・カズオ・イシグロ氏とは記憶にはどんな意味があるのか、興味深い議論を展開します。
宇宙物理学者の佐藤勝彦氏とは、地球外に知的生命体が存在するのかについて対話し、作家の平野啓一郎氏とは、個人のアイデンティティーは絶対的なものなのかを検討します。
建築家の隈研吾氏とは新陳代謝する建築物について意見を交換。国際的ベストセラー『銃・病原菌・鉄』で有名なジャレド・ダイアモンド氏とは、「世界が現在のような姿になったのは必然なのか」について話し合い、二人の間ではある結論に到達します。
芸術家・千住博氏とは、美的感覚は生物の本能であるという議論を展開。美術文明史家の鶴岡真弓氏との間では、「ケルトの渦巻き」模様が生命そのものであることについて語らいました。
さまざまな分野の著名人と福岡ハカセが織りなす、知的対話をぜひお楽しみください。
【編集担当からのおすすめ情報】
「動的平衡」の生命理論で有名な福岡ハカセが各分野の第一人者9名の方々と対談しました! 作家から芸術家、建築家、宇宙物理学の研究者に、芸能界の方から仏教界まで、本当にさまざまな分野の方ばかり。
しかし、この方々との対話が、想像を上回るほど面白いのです! そして、どの分野でも、福岡ハカセの「動的平衡」の生命理論との共通性が明らかになります。どこに共通点があるのか、ぜひご確認ください。
そして、お相手の方々に、福岡ハカセが「動的平衡」の生命理論をわかりやすく語っているので、「動的平衡」生命理論の入門書としても最適です。
この本から読み始めて、『新版 動的平衡』シリーズへと続く深淵な福岡ハカセの生命理論の森へ進んでいただけたら幸いです。
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