- DNAからの形づくり
-
情報伝達・力の局在・数理モデル
共立スマートセレクション 41
- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784320009417
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[BOOKデータベースより]
自然科学の各分野におけるスペシャリストがコーディネーターとなり、「面白い」「重要」「役立つ」「知識が深まる」「最先端」をキーワードにテーマを選びました。第一線で研究に携わる著者が、自身の研究内容も交えつつ、それぞれのテーマを面白く、正確に、専門知識がなくとも読み進められるようにわかりやすく解説します。
1 DNAからの何が形をつくるか
[日販商品データベースより]2 限られたDNA情報がさまざまな形をもたらす仕組み
3 物理の世界での形づくりを眺める
4 多細胞動物の形の特性とこれをつくり上げる細胞
5 多細胞動物の形態形成のための数理モデル
6 バーテックス・ダイナミクスとその応用
7 細胞の力が細胞の並び替えを起こす
8 組織がらせんにねじれる
9 DNAから形ができるまで
生物は一言でいえば「増殖しながら生きている物」だが、増殖することと生きることに対して、DNA分子が重要な働きをしている。増殖については、DNAはコピーするのに容易な構造をもっているのでわかりやすい。一方で、生きること、すなわち生物が形をつくり活動することにDNAがどのように働いているのかを読み解くことは簡単ではない。
本書では、形づくりに関するDNAの働きを大観したうえで、数理モデルを用いてDNA?タンパク質?細胞の経路が形づくりにつながることを説明する。その範囲は、身近な哺乳類の胚盤胞、神経管などいくつかの多細胞体の形から、不思議な立体異性体として知られている初期心臓のらせん構造にまで及ぶ。