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◎Topix
■『赤と黒』
フランスの文豪スタンダールの長編小説「赤と黒」を原作に、柴田侑宏が書き下ろしたドラマティックなミュージカル作品。ナポレオン失脚後の復古王政下のフランスを舞台に、恋と野望に彩られたジュリアン・ソレルの波瀾の人生を描いた物語。
1975年・1989年・2008年に次ぐ4度めの再演で、新たにフィナーレが追加されて鮮やかに蘇る。
○Story
ナポレオンが没し、再び王政復古となった頃のフランス―――。フランス東南部フランシュコンテ小都市ヴェリエールに貧しい製材業の息子として生まれたジュリアン・ソレルは、繊細な神経と聡明な資質と強い自尊心をそなえた美しい青年であった。彼は立身出世をし、富と名声を手に入れる事を生涯の目的としていた。崇拝するナポレオンのように、軍人として栄光の道を歩みたいと願うジュリアンだったが、ナポレオン没後、軍人になることはむずかしいことであった。そこで聖職者となって栄達をはかるほかなかった彼は、司祭のシェランについてラテン語を学び神学生になる準備をはじめた。そのような彼に目を付けたのが町長のレナール氏であった。レナール氏は助役のヴァルノ氏と何かにつけて競い合っていたが、息子達にラテン語を学ばせてヴァルノ氏に差をつけようとジュリアンを家庭教師として迎え入れたのであった。このような時、ジュリアンの親友フーケは一緒に商売をしようと誘うが、上流階級への糸口を見つけたころのジュリアンがそれに応じる事はなかった。
町長には信心深い貞淑な妻が居た。彼女は息子達の家庭教師にどの様な人が来るのかと心配していたが、現れたのは素朴で初々しい青年であった。レナール夫人はジュリアンが彼女の周りの男達と違って孤高の青年だったので、彼に接するのは嬉しい事であった。一方でジュリアンは外面とは裏腹に上流社会へのコンプレックスを持っていた。そこで彼はナポレオンが敵に対するように、レナール夫人を征服する事が上流社会を征服することであると思い、彼女を誘惑する。レナール夫人はそんなジュリアンに今まで経験した事のない胸のときめきを覚え、恋を知らずに結婚した自分が初めて恋をした事を悟るのであった。ジュリアンの方も、彼女の情熱と美しさに次第に心奪われていく。しかし、女中のエリザもまたジュリアンに恋をしていた。彼女は夫人に頼み彼に自分の心を伝えてもらったりするが、彼と夫人の間を知った時、逆上してレナール氏の政敵ヴァルノ氏に密告する。そしてレナール氏に二人の関係をしたためた匿名の手紙を渡すのであった。レナール氏から、夫人とジュリアンの事を聞いたシェラン司祭はただちにジュリアンを呼び戻し、ブザンソンの神学校に彼を入れることにする。ジュリアンはレナール夫人への思いを断ち切るために、又、新たな野心への再出発と一心に勉学に励んだ。ところが神聖なる場所であるべき神学校でも派閥争いに巻き込まれ、ピラール校長と共に追われるようにパリへ出発する事となるのだった―――。